エイシンカンナ　　牝２歳　　※地方競馬　在籍

父ワンアンドオンリーは３３戦４勝。主な勝ち鞍は日本ダービー(G1)、神戸新聞杯(G2)、ラジオNIKKEI杯(G3)。出世レースのラジオNIKKEI杯を勝利し、弥生賞４着、皐月賞２着で臨んだ日本ダービーでは皐月賞馬イスラボニータとの一騎打ちを制し第８１代日本ダービー馬に輝きました。種牡馬入り後はこれまで４世代で４４頭と少ない産駒の中から、シャンバラがダート1900m、ダート2000mで勝利し、アトラクティーボがダート1800ｍで2勝、マスキュリンが芝1800ｍで2勝を挙げ芝ダート問わず中距離以上で活躍を見せおります。

母エルヴィエントは地方5勝でその勝利全てはハイレベルな大井競馬場で挙げました。牝系を見ると、4代母Wishing Wellは日本競馬を変えた歴史的名種牡馬サンデーサイレンスの母で3代母マイライフスタイルはサンデーサイレンスの全妹にあたります。一族からはトーセンクラウン(中山記念G2)、サンデームーティエ(ダイヤモンドSG32着)、セイカプレスト(札幌日経OP)など芝中長距離で活躍した馬を輩出しております。

本馬は8月15日門別競馬場JRA認定フレッシュ競走ダート1000ｍでデビューしスタートから最後方を進み9着となります。中1週で迎えた2戦目は同じくダート1000mに出走し後方10番手からの競馬で直線見せ場を作れず10着となりました。3戦目も同様に1000mに出走し後方のまま流れに乗れずシンガリ負けを喫し、レース後に両前肢にソエを発症し、このタイミングでオークション出品となりました。馬体重が前走で４１２キロと小柄で非力な面は否めず成長待ちの段階と思われます。父ワンアンドオンリーの産駒は総じて中距離適性が高いので距離延長などで変わり身も期待できるかもしれません。現状確認のうえノークレームノーリターンでの出品となります。ご検討のほど宜しくお願い致します。

【本馬についての現状説明】
前走後に両前肢にソエの症状があり、右前肢は痛みが強い状態です。歩様は若干コツコツしますが、跛行はみられません。ソエが固まってくればもう少し動ける馬だと思います。（ホッカイドウ競馬・沼澤英知調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※門別競馬場・沼澤英知厩舎（北海道沙流郡日高町富川駒丘）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
10月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井 克彦（インボイス登録あり）