プレジールミノル　　牡６歳　　※中央競馬　登録抹消

父ケープブランコは愛国で生産、調教され、G1通算5勝を挙げました。名門エイダン・オブライエン厩舎所属で重賞3連勝を含むデビュー4連勝を飾ると、仏ダービーでは10着に敗れましたが、続く愛ダービーで巻き返し、G1初制覇を飾ります。秋には愛チャンピオンSで2つ目のビッグタイトルを獲得。翌年上半期はドバイワールドCでヴィクトワールピサの4着に敗れるなど、3戦してなかなか勝ち切れませんでしたが、下半期は米国に遠征して怒涛のG1・3連勝を飾りました。その後は故障が判明したこともあって引退、種牡馬入りしています。米国とニュージーランドでシャトル種牡馬として繋養されたのち、2015年から日本で供用。米国で残した産駒からCaliforniagoldrush（G2サンズポイントS）や、Shekky Shebaz（BCターフスプリント3着）が、ニュージーランドではDark Princess（G3トンプソンH）などが活躍。日本での初年度産駒からは毎日杯を勝ったランスオブプラーナが出ています。芝の活躍馬を送り出す一方で、JRAでの勝利は芝よりもダートが圧倒的に多く、ロッキーブレイヴ（オータムCなど笠松重賞3勝）といった地方重賞ウイナーも出るなど、スピードとパワーに優れた産駒を送り出しています。

母系に関しては、母セブンシークィーンがJRA芝短距離で5勝を挙げたオープン馬で、祖母ダンツプリンセスはスイートピーS2着馬。伯父にメイショウエグル（伏竜S）がいる他、近親に地方重賞3勝のヴィヴィアンエイト（笠松・ラブミーチャン記念、門別・フロイラインスプリント、ブロッサムC、ネクストスター北日本2着）がいます。他のきょうだいは半姉セブンシーミノルが笠松5勝、門別1勝、ボニータミノルが川崎1勝、園田2勝、半兄アクティーボミノルがJRA芝1勝、半弟タイガーミノルが高知5勝、全妹ミントジュレップが門別、園田で各1勝と、5頭全て勝ち上がっています。

本馬は、2020年6月7日の阪神芝1400mでデビュー。出遅れて12頭立ての最後方追走となると、直線も伸び切れず、勝ち馬から2秒0差の最下位に敗れてしまいます。その後の芝2戦も11、8着と大きな進境は見られませんでしたが、2カ月あけて9月の中京ダート1400mに臨むと、11頭立ての4番手からメンバー最速タイの上がりを使ってクビ差の2着に好走。ダート替わりで内容を大きく良化させると、中1週の同舞台では16頭立ての2番手から直線で抜け出しを図り、後続の追い上げをアタマ差しのぎ切って待望の初勝利を収めます。

以降もダートを主戦場とし、中2週で昇級初戦のなでしこ賞（京都1400m）で10頭立ての3番手から0秒9差の3着に入ると、善戦を続けながら昇級8戦目となる2021年10月の新潟ダート1200mで13頭立ての好位から逃げ馬をアタマ差とらえ切って2勝目。2勝クラスではなかなか勝利が遠く、芝にも戻しながら22戦して芝で2着2回、3着1回。前走は先週10月12日の京都芝1200mに臨みましたが、17頭立ての後方4番手から伸び切れず、0秒5差の9着に終わっています。

現級でも勝ち負けしてくれていましたが、年齢的なぶんか、競馬に行って気持ちの面が大人しくなっている印象です。力はある馬ですし、地方に環境を変えてリスタートに期待しています。

※2022年5月から8カ月の長期休養を挟んでいますが、体調が整わず休養が長引いたものです。脚元に問題はありません。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※2021年10月23日（3歳時）の馬場入場後に疾病（腹部挫創）を発症したため競走除外となっています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ワコーファーム（滋賀県東近江市外町・株式会社アカデミー内）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
10月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉岡 輝美（インボイス登録あり）