セイカアビイロード　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父のグレーターロンドンはディープインパクト産駒で、半姉にオークス馬ダイワエルシエーロがいます。デビューから7戦6勝でオープンの東風Sに勝利し、以後は重賞路線で活躍。6歳時の中京記念をコースレコードで制覇し、翌2019年からスタッドインしました。初年度産駒のロンドンプランが小倉2歳Sを制し、ユリーシャはリステッドのエルフィンSに勝利。現3歳のスターターンは今年8月から3連勝でオープン入りを果たしています。また地方競馬では盛岡のサウザンドマイルが若鮎賞に勝ち、ゴールデンロンドンは兵庫優駿の3着馬です。

いっぽうの母系ですが、母のセイカイリスは未勝利。きょうだいは半姉セイカヴォーグが地方競馬で４勝、半兄セイカタチバナは門別と水沢で各１勝をあげています。２代母のセイカカロブはJRA５勝、伯父のセイカプレストは４勝をあげ札幌日経オープンに勝利、伯母のセイカフォルトゥナはJRAで４勝し園田の兵庫クイーンCで２着に入っています。遡ると４代母で米G2ゲイムリーHなど重賞2勝のウィッシングウェルの仔にケンタッキーダービーなど米G1を6勝し本邦で種牡馬として一時代を築いたサンデーサイレンスがおり、3代母のサンデーズシスはその全妹にあたります。

本馬は2023年12月10日の中京ダート1400m新馬戦でデビューし9着。馬体重は444キロでした。ゲート自体は悪くなかったもの後方2番手からの追走となり、直線ではバテた馬を交わして勝ち馬から2秒6差での入線でした。
中1週の中山ダート1800m戦では4コーナー手前から下がってしまい殿の16着。タイムオーバーによる出走制限が課せられました。休養を挟み今年3月の中山ダート1200m戦で復帰し10着。4月には川崎の1400m交流戦へ出走し、外から逃げの手に出てそのまま逃げ切る勢いでしたがゴール前で外から勝ち馬が強襲して2着に敗れています。
その後は4月27日の東京ダート1600m戦では好スタートから逃げたものの、直線で下がってしまい殿の15着。1着馬から6秒4差で、タイムオーバーによる出走制限が課せられました。そして8月3日の新潟芝1200m戦12着後は金沢競馬へ移籍します。
金沢では9月から4戦に使われるも7着、6着、4着、6着。先行力はあるもののスタミナ不足が否めない現況です。このタイミングで所有馬入れ替え整理の都合もあり、オークションへ出品させていただきました。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡し、のノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
川崎交流戦での2着経験など力はあるのは確かなだけに、他場の環境でリスタートして変わり身に期待したいところです。（金沢競馬・佐藤茂調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※金沢競馬場・佐藤茂厩舎（石川県金沢市八田町西）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
10月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：久米 大