チークタイム　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のキンシャサノキセキはオーストラリア産のフジキセキ産駒で、2010年のJRA最優秀短距離馬。高松宮記念連覇など重賞7勝をマークし、3度のGⅠ2着があります。2011年から種牡馬入りしており、阪神Cと小倉2歳Sを制したシュウジ、京王杯2歳S勝ち馬モンドキャンノ、スプリングS勝ちのガロアクリークなど芝での活躍産駒が多数いるいっぽうで、東京盃をはじめ交流重賞6勝のサクセスエナジー、佐賀記念勝ち馬のヒラボクラターシュなどダートで活躍する産駒も輩出。スピードとパワーを備えており、早い時期から古馬まで芝・ダートと条件を問わずコンスタントに活躍馬を送り出してきました。

いっぽうの母系ですが、母のウスベニノキミはJRA1勝。2代母のソリッドプラチナムはマーメイドSを制しています。伯母のレジーナは1勝、スティルウォーターは3勝、また本馬の従兄弟ガラスノブルースも1勝をあげています。母の従姉妹セラミックガールは盛岡の重賞ジュニアグランプリの勝ち馬で、2代母の半妹アロンザモナはオープンの紅梅Sに勝利。遡ると4代母インヴァイトからNHKマイルC優勝のウインクリューガーが出ているほか、インヴァイトの半妹にディープインパクトの母で現3歳世代の曾孫たちが大活躍の名牝ウインドインハーヘアがいます。

本馬は2023年6月24日の阪神芝1200m新馬戦でデビュー。馬体重は448キロでした。2番手追走からゴール前で抜け出して新馬勝ちを決めています。
函館2歳Sでは中団追走から直線で少しずつ追い上げ7着。秋の京都・りんどう賞では3番手からレースを進めるも、10頭立ての8着に敗れました。
今年はエルフィンSから始動し2番手に位置取りましたが、直線で伸びがなく8着。中山のデイジー賞では11着敗退でしたが、枠入り不良で発走調教再審査の制裁を課せられました。
休養で立て直し、復帰戦となった10月19日の京都ダート1400m戦では中団追走も伸びなく1着馬から1秒5差の13着。このレースでは口頭でゲートの注意を受けています。
デビュー勝ちを果たした本馬でしたが、1勝クラスでは精彩を欠く内容です。そこでJRAでの続戦を諦め、今回のオークションへ出品させていただきました。
なお本馬には右前肢に骨瘤痕があります。また前走レース後に右トモ筋肉痛で治療を受けています。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2024年2月25日の競走において、枠入り不良となっています。これに伴い、発走調教再審査を課せられています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
10月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：岡 浩二（インボイス登録あり）