ゴーシェナイト　　セン５歳　　※中央競馬　登録抹消

デビュー戦となる12月の中山・芝2000ｍ戦では中団を追走し、最後の直線では良い脚を使って差を詰めてきましたが３着でした。その後、芝レースを２戦して、５着、２着となり、3歳６月の東京・芝2400ｍ戦では後方を追走し、最後の直線では外を通って一気に前との差を詰めると、そのまま先頭に立って初勝利を挙げました。1勝クラスの８月の新潟・芝2400ｍ戦では４着の後、右前脚の球節部の外側に若干の腫れと熱感がみられ、JRAの獣医師によるレントゲン検査を受けたところ、腱や骨には異常はありませんでしたが、球節部に軽微な骨膜があるとの診断でした。11月の東京・芝2400ｍ戦で復帰し4着となり、続く4歳１月の中山・芝2200ｍ戦では11着でした。ダートに出走した３月の中山・ダート2400ｍ戦では後方４番手を追走し、最後の直線で仕掛けると、直線半ばで他馬と同じ脚色になり8着でした。レース後、騎手は「ダートの走りは良かったですし、距離も問題ありません」と話しています。５月の東京・ダート2100ｍ戦では後方のままでレースを終えて13着の後、馬体に緩さが残っており、体質改善を目的として５月29日に去勢手術を行いました。その後、芝で2戦しましたが、ともに8着となり、現状から脱しきれない可能性があるので、障害転向することにしました。4歳3月の小倉・障害未勝利戦で10着の後、4着、7着となり、10月12日の新潟・障害未勝利では中団からレースを進めると、途中からジワジワと押し上げましたが、後方に退いて6着に敗れています。
レース後、右前脚の球節部から管骨周囲にかけて腫れと深管に痛みがみられました。JRA獣医師による検査の結果、レントゲン検査では骨には異常はありませんでしたが、管骨付着部近くでの繋靭帯炎を発症しているとの診断でした。また、右前脚の球節部の腫れはレース時に外傷をしたもので、現在傷口を保護するためバンテージを行い、双方の治療として消炎剤と抗生剤の投与を継続しています。現在右前脚に跛行がみられます。JRA獣医師と黒岩調教師の見解よると「繋靭帯炎の症状から競走復帰にはしばらく時間がかかりそうです」とのことです。現状では中央競馬で上位争いを行うには厳しい状況で、右前脚の治療に時間を要し、復帰したとしても障害戦は前脚に負担がかかるため、繋靭帯炎を再発する可能性があることから、ここを限界と判断し、中央競馬を抹消してオークションに出品することにしました。ダートは２戦して上位争いができませんでしたが、クラスが細かく分かれている地方競馬でしたら、活躍の可能性があると思われます。新しい環境での活躍に期待します。なお、右前脚の症状につきましては、現状をご理解の上、ご入札いただき、ノークレーム、ノーリターンでお願いします。

今週(火)に阿見TC内のセグチレーシングステーブルにて右前脚の状態を確認したところ、球節部の腫れは小さくなっており、傷口には抗生物質が入った塗り薬を使用しています。歩様は普通に歩かせるぐらいですと気にならないぐらいまで回復しています。繋靭帯は腫れがあり、診察した獣医師によると「競馬に復帰するまで少なくとも３カ月はかかると思われます」と話しています。


※2024年10月、右前脚管骨付着部近くの繋靭帯炎（全治期間不明）を発症しています。

※2023年5月29日に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
10月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有) サンデーレーシング（インボイス登録あり）