クリノカグヤ　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父アルアインは2戦2勝で3歳を迎え、毎日杯で重賞初制覇を飾ると、続く皐月賞ではレースレコードで駆け抜けG1のタイトルを奪取。その後は4歳時の大阪杯やマイルCSで3着など一線級のメンバーを相手に好走を続けたものの、なかなか勝ち星に恵まれませんでしたが、5歳時の大阪杯において激戦を制して復活のG1・2勝目を手にしました。同年の有馬記念11着を最後にスタッドインし、初年度から4年続けて100頭を超える種付けオファーを集めており、ファーストクロップが2023年よりデビュー。6月の函館芝1200mでクールベイビーが産駒のJRA初勝利を飾ると、あざみ賞で2着、コスモキュランダは弥生賞ディープインパクト記念をレースレコードで駆け抜けて産駒のJRA重賞初制覇を飾り、続く皐月賞もコースレコード決着の2着に好走しました。500㎏を超える雄大な馬格、中距離で魅せたトップスピード、母に米牝馬チャンピオンスプリンター、半弟に日本ダービー馬シャフリヤールがいる血統面と成功の条件が揃っていることから、今後も期待は高まる一方です。

母系に関しては、母ロンギングエレンは未勝利でしたが、祖母ダイワパッションがフィリーズレビュー、フェアリーS勝ちの実績馬。伯父にエポカドーロ（皐月賞、日本ダービー2着）、叔父にキングストンボーイ（青葉賞2着）がいます。

母の初子で、2023年のJRAブリーズアップセール出身（1155万円）の本馬は、栗東・坂口智康厩舎から2023年9月18日の阪神芝1200mでデビュー。9頭立ての3～4番手に付けましたが、直線で伸びを欠き、勝ち馬から2秒3差の7着に敗れてしまいます。以降はダートにも試みたものの大きな進境は見られず、4戦して10着が最高。今年2月17日の小倉ダート1000mで14頭立ての11着（2秒9差）に敗れたのを機に、岩手競馬へ移籍となります。

今の菅原勲厩舎での初戦は3月31日の水沢ダート1300m。ダッシュ良く11頭立ての2番手に付けると、3コーナー手前で先頭を奪い、直線も二枚腰を発揮して後続を0秒1差振り切り、待望の初勝利を収めます。以降も好位での安定した取り口で好勝負に持ち込んだものの、なかなか勝利が遠く、12戦して2着3回、3着2回、4着2回。前走は先週10月15日の盛岡ダート1600mに臨み、11頭立てで先手を取りましたが、直線で粘りを欠き、1秒4差の8着に終わっています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
現状でもやれる力を持っていますが、所有馬整理もあり、このタイミングでオークション出品となります。他場でのリスタートに期待しています。（水沢競馬・菅原勲調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ベルステーブル（宮城県亘理郡亘理町逢隈下郡八ツ入）に在厩しており、預託料は5,500円/日（税込）です。
10月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：栗本 八江（インボイス登録あり）