クリノトンイ　　牝４歳　　※地方競馬　在籍

父のヘニーヒューズはヘネシー産駒で、米G1キングスビショップＳとヴォスバーグＳに優勝。2007年から種牡馬入りし、代表産駒であるビホルダーはブリーダーズCジュヴェナイルフィリーズ、ブリーダーズCディスタフ、ゼニヤッタSなどG1を11勝。本邦でも外国産馬として朝日杯FS馬アジアエクスプレス、フェブラリーSを制したモーニンなどが活躍。国内供用後もかしわ記念を勝ったワイドファラオや全日本2歳優駿制覇のアランバローズ、羽田盃勝ちのアマンテビアンコなどを輩出。2020年から4年連続でJRAダート種牡馬リーディング1位、ダート総合リーディングサイアーも2度を獲得しています。

いっぽうの母系ですが、母のツルマルミホは荒尾で2勝をマークしてJRAへ再転入。半姉にJRAで4勝のクリノリトミシュルと、1勝のクリノアスコットがいます。2代母のライリストは英国で2勝、伯父のツルマルシルバーはJRAダートで3勝しています。遡ると4代母のスペシャルキーの仔に愛2000ギニー馬プリンスオブバーズがいるほか、一族には米G2アルシバイアディズS勝ちのスペシャルハプニングや米G3アシーニアSなど重賞2勝のピアニストがいます。また5代母のベタービギンからは本邦でラジオたんぱ賞に勝利したトラストファイヤーが出ています。

本馬は2022年10月1日の中京ダート1800m新馬戦でデビュー。馬体重は446キロでした。先行集団の塊のすぐ後ろを追走しましたが、勝負どころから置かれてしまい4秒0差の8着でした。その後は二桁着順が続き、翌年7月9日の中京芝2200m戦で16着敗退。３走成績による出走制限を課せられ、同レース後にホッカイドウ競馬へ移籍しました。
門別では1200m戦を使われ3着、2着、2着、7着。冬季休催後は水沢で2戦し、2024年からは名古屋競馬へ再移籍しています。移籍初戦で2着、2戦目は3着。そして5戦目となった4月10日の1500m戦では前から離された4番手を追走し、直線では外から差し切って待望の初勝利をあげました。
その後は5月17日の1500m戦で2着に入りましたが、トモに疲れが出たため6月27日の11着後に放牧に出されました。放牧先では長針治療とパドック放牧を行い、8月中旬から騎乗調教を再開。通常メニューでダート周回コース3000mを軽めから普通キャンターで長めに乗られ、週2回は坂路2ハロン18-18で登板していました。所有馬整理で出品が決まった2週前からはマシン運動で体調を管理しています。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
速いところは乗っていませんが、歩様に問題なく順調です。ただ実戦復帰には少し時間が必要です（H.S.K・清水健一氏）


※本馬の測尺は体高165㎝・胸囲186㎝・管囲19.5㎝・馬体重460㎏（10月22日現在）です。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※競走馬育成牧場　H.S.K（北海道沙流郡日高町清畠）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
10月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：栗本 八江（インボイス登録あり）