アラスカの23　　牝１歳　　※育成馬（育成中の１歳馬）

父スワーヴリチャードは共同通信杯で重賞初制覇を飾り、皐月賞6着、日本ダービーではレイデオロの2着。さらに金鯱賞、アルゼンチン共和国杯と勝ち星を重ねて臨んだ4歳時の大阪杯で待望のG1タイトルを奪取します。その後は安田記念、ジャパンC、ドバイシーマクラシック、宝塚記念いずれも3着と悔しい競馬が続きましたが、5歳時のジャパンCを制して2つ目の戴冠。次走の有馬記念を最後にスタッドインとなりました。種牡馬としての活躍も目覚ましく、昨年のファーストシーズンサイアーチャンピオンに輝くと、今年の種付け料が前年比7.5倍となる1500万円に高騰。牝馬でホープフルSを制したレガレイラ、先日の菊花賞でG1馬の仲間入りを果たしたアーバンシックを筆頭に、コラソンビート（京王杯2歳S、阪神JF3着）、スウィープフィート（チューリップ賞、桜花賞4着）、アドマイヤベル（フローラS）らがクラシック戦線を大いに盛り上げています。

一方、母系を見ますと、母アラスカは北辰特別、支笏湖特別と2連勝で準オープン入りした良血馬。その半姉には宝塚記念、コックスプレート、有馬記念などに勝ち、牝馬ながら年度代表馬に輝いたリスグラシューがいます。祖母リリサイドから日本でも大きく枝葉を広げる優秀なファミリーのひとつで、近親にはマルセルブサック賞の覇者リリーズキャンドル、クリテリヨムドサンクルーの勝ち馬Robin of NavanといったフランスのG1ホースが名を連ねています。

本馬は、自己所有馬としてJRAでのデビューを視野に入れ、その成長過程を見守って来ましたが、今年の1歳世代は所有頭数が多く、また育成牧場の枠の問題もあり、現状を踏まえまして検討した結果、本馬を売却することにしました。血統をご覧いただけましたら良血馬ですが、現状の身体は、かなり小さいです。
母のアラスカも現役時代は背丈も低く、400キロ前後で競馬をせざるをえず、もう少し身体があればもっと活躍していたと思います。本馬の現状を見て思うことは、そういうハンデキャップがある馬だということをご承知の上で入札いただきたいと思います。
年度代表馬に輝いたリスグラシューの妹の仔ですので、もし競走成績が上がらなくても活力のある優秀なファミリーを考えれば、繁殖としての期待も大きく膨らむ楽しみがある馬だと思います。ご検討をよろしくお願いいたします。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※本馬の測尺は体高143cm、胸囲167cm、管囲18.0cm、馬体重は375kg（10月25日現在）です。

※三島牧場富川分場（北海道沙流郡平賀）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。
11月2日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有) ブルードメア