カゼノカンザシ　　牝２歳　　※中央競馬　登録抹消

父のエイシンフラッシュはキングズベスト産駒の持ち込み馬で、2010年のダービー馬。古馬になってからは秋の天皇賞に優勝したほか、有馬記念と春の天皇賞でも2着に入っています。2014年からスタッドインしており、ヴェラアズールが2022年のジャパンCを制覇。ほかにオニャンコポンが京成杯に勝ち、テーオーソクラテスは小倉ジャンプSなど障害戦を6勝。また地方競馬ではムーンオブザクインが佐賀で重賞2勝、ジェイケイブラックが岩手の北上川大賞典に勝利するなどしています。産駒は父同様芝を得意としますが、JRAでオープン馬が誕生するなどダートとの相性も悪くありません。

いっぽう母系ですが、母のシンハルカジョウは2勝。きょうだいは半兄マイネルルミノーソが1勝、半姉ロスカティオスは笠松で3勝後に南関東で4勝、ワンモアベットは盛岡で3勝、ムサシジェリーナは大井で3勝をあげています。2代母ダイナボンダーはJRAで7勝、また2代母の半弟ノムラテンカムテキは浦和のしらさぎ賞に勝ちゴールドCで3着に入っています。遡ると5代母ブイヤベースから春の天皇賞馬ニチドウタロー、仏G2ウジェーヌアダム賞を制しG1サラマンドル賞2着のフリーラウンド、米G3ロングエイカーズマイルS勝ち馬ジム、米G3カムリーS勝ちのリトルミスファストが出ています。

本馬は2023年の北海道サマーセールで275万円にて取引されています。
2024年8月10日の新潟芝1400m新馬戦でデビュー。馬体重は448キロでした。まずまずのスタートから先行集団に取り付きますが、直線に入ると手応えが怪しくなり勝ち馬から3秒3差の17着に敗れています。
中1週の芝1600m戦では後方からの競馬となり、直線でも前との差は詰まらず10頭立ての殿10着。1着馬との着差は3秒0でした。
放牧で立て直され10月27日の新潟芝1400mに出走。もっともゲート入りに手こずり、発走時間が2分遅延してしまいます。レースでは発馬自体は悪くなかったもののダッシュがつかず11頭立ての最後方からの追走となり、そのまま11着での入線。発走調教再審査を課せられています。
競馬前の金曜日行ったゲート練習時は問題がなかったのですが、当日は10番枠ながら先入れとなったもののゲートに入らず、前扉を開けてようやく入りました。
心身ともに成長途上の現状であり、このタイミングでオークションへ出品となりました。
環境を変え、地方のダートでレースを使いつつ徐々に良くなっていけばと考えています。
なお前走で枠入不良により発走調教再審査となりました。転入先の競馬場によっては調教試験等が課せられるため、各主催者に事前確認が必要です。このような現状をご理解の上で、ご入札をお願いいたします。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2024年10月27日の競走において、枠入り不良となっています。これに伴い、発走調教再審査を課せられています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※井ノ岡トレーニングセンター（茨城県牛久市井ノ岡町）に在厩しており、預託料は9,130円/日（税込）です。
11月2日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：福田 光博（インボイス登録あり）