ナムラマイケル　　牡４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のリアルスティールはディープインパクト産駒で、4歳春のドバイターフでGⅠ制覇。ほかに皐月賞と菊花賞、天皇賞（秋）で2着に入り、2019年からスタッドインしました。初年度産駒のオールパルフェがデイリー杯2歳Sに勝利し、レーベンスティールは重賞3勝。2年目の産駒からは全日本2歳優駿やUAEダービー、ジャパンダートクラシックに優勝しケンタッキーダービーでも僅差の3着となったフォーエバーヤングや、北海道スプリントCと東京盃を制したチカッパなどを輩出。国内外から注目を集める種牡馬であり、産駒は芝、ダートを問わず活躍しています。

いっぽう母系ですが、母のナムラライラは2勝。半弟のナムラフッカーは2勝をあげ、昨年のデイリー杯2歳Sで3着に入っています。叔母のサブノタマヒメは兼六園ジュニアCなど金沢で重賞3勝、2代母の半妹ナムラアンはJRAで5勝をマークしました。遡ると4代母のアイリッシュダンスは新潟記念と新潟大賞典の勝ち馬で、その産駒に有馬記念とドバイシーマクラシックを制し種牡馬としても活躍したハーツクライがいます。また一族にはフェブラリーS馬ノンコノユメ、フラワーC勝ち馬オメガハートランドとフェアリーS勝ちのオメガハートロックなどの活躍馬がいます。

本馬は2022年12月17日の中山芝2000ｍ新馬戦でデビューし3着。馬体重は436キロでした。中団のやや後ろを追走し、直線で追われると外から伸び勝ち馬から0秒5差でのフィニッシュ。13番人気ながらの好走でした。
翌年4月の東京芝2400m戦で4着に入るなどしたものの勝利をあげることができず、6月の阪神からはダートに転戦。6月28日には門別の1700m交流戦に出走し、スタート直後に躓き後方からのレースなったものの、徐々に差を詰め直線で抜け出して1着。8戦目にして初勝利をあげました。
1勝クラス昇級後は10月の金沢1500m交流戦で4着、今年3月の船橋1800m交流戦では5着に入り、芝に戻った同月の中京2000m戦でも掲示板を確保しました。もっとも5月の新潟芝2000m戦5着後は9着、7着、8着と苦戦します。
10月の園田1870m交流戦では先行グループから追走して1着馬から1秒0差の3着。9戦ぶりのJRAダート戦出走となった10月27日の新潟1800m戦では3コーナーから手応えが怪しくなり9着馬から8馬身離された10頭立ての10着に敗れました。
1勝クラスでの頭打ち感が否めない現状から、このたびのオークションへ出品させていただくことになりました。地方競馬での相手関係なら、頑張ってくれるものと考えています。

なお、現在右前肢膝裏にモヤッとしたところが見受けられます。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2023年5月13日の競走において、枠内駐立不良（立上る）となっています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
11月2日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：奈村 睦弘（インボイス登録あり）