リックスター　　牝４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のエピファネイアはシンボリクリスエスと日米オークス馬シーザリオのカップリングから誕生し、皐月賞とダービーは2着惜敗も菊花賞とジャパンＣを制覇。2016年から種牡馬入りすると初年度産駒のデアリングタクトが史上初となる無敗での牝馬三冠を達成したほか、皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念と年間GⅠ3勝のエフフォーリアや、阪神JFを制したサークルオブライフなどの活躍馬を輩出。今春はステレンボッシュが桜花賞、テンハッピーローズがヴィクトリアマイル、ダノンデサイルがダービー、そしてブローザホーンが宝塚記念に優勝しています。

いっぽう母系ですが、母のプロレタリアトは4勝をあげオープン入り。半妹のシンプロレタリアトは門別1勝。叔父のマイネルオフィールはオープンの総武Sなど6勝をマークし、障害でも2勝しています。遡ると3代母のブロードアピールはシルクロードSや根岸SなどJRAで重賞5勝、ほかに交流重賞のかきつばた記念に勝ちJBCスプリントでも2着に入っています。同馬の孫で母の従兄弟にあたるワグネリアンはダービー馬。一族からは小倉記念勝ち馬のマリアエレーナ、米G1フリゼットSを制したスートラなどの活躍馬が輩出されています。

本馬は2021年のセレクトセールで2860万円にて取引されました。
2022年10月15日の東京芝1600m新馬戦でデビュー。馬体重は432キロでした。2番手追走から直線で抜け出して1着。見事に新馬勝ちを決めています。
3歳初戦のフェアリーSで5着となるも、クイーンS9着、スイートピーS7着とオープンでは結果が出ず、休養後に自己条件で再出発。9月の中山芝1200m戦で9着となった後、10月の東京芝2000m戦では11着に敗れます。
3歳秋以降は左前挫跖の回復に時間を要し休養が長くなりましたが、今年6月の東京戦で復帰して7着。その後の2戦で11着となり、10月20日の新潟ダート1800m戦へ出走。中団追走も勝負どころから手応えが悪くなり10頭立ての10着敗退。1着馬からは3秒8差でした。
1勝クラスでの頭打ち感が否めず、今回のオークションへ出品することになりました。
新馬勝ちをしたように素質は確かであり、地方でリスタートして変わり身を見せてほしいところです。
なお挫跖で時間をかけて休養したように、本馬はもともと両前の爪が薄いところがあります。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※ゆう癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
11月2日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：下澤 晃紀