ナバロン　　牡５歳　　※中央競馬　登録抹消

父のブラックタイドはサンデーサイレンスとウインドインハーヘアとの配合、すなわちディープインパクトの全兄として誕生しており現役時代はスプリングSを制しています。2009年よりスタッドインしており、初年度産駒のテイエムイナズマがデイリー杯2歳Sに勝利。その後もマイネルフロスト、タガノエスプレッソといった重賞ウイナーが誕生しましたが、代表産駒はなんといってもキタサンブラック。菊花賞、春秋の天皇賞、ジャパンC、有馬記念、大阪杯とGⅠを7勝し、その産駒イクイノックスもGⅠ6勝後に種牡馬入りして父系をつないでいます。

いっぽうの母系ですが、母のシシャモチャンは3勝。きょうだいは半兄のガリレイが2勝、半姉のシシャモムスメは名古屋で10勝、半妹マーレインは園田で1勝をあげています。2代母のレインボウスズランは3勝、叔父のカシノマストは小倉2歳Sの3着馬です。遡ると3代母で京都4歳特別勝ち馬のオオシマスズランからは、スプリンターズSを制しアイビスサマーダッシュを2勝したカルストンライトオ、根岸Sを勝ったメイショウマシュウ、NHK杯2着のホクトジョージ、マーチSとアンタレスSで2着のホーマンスピリットなどの活躍馬が出ています。

本馬は2021年6月12日の札幌芝1000m新馬戦でデビュー。馬体重は474キロでした。中団からの競馬となり1着馬から0秒9差の7着。中1週で芝1200m戦に出走すると3番手のインから追走し、そのまま3着に入りました。8月の芝1500mでの4着を挟み、9月5日の同距離戦では逃げの手に出てそのまま1着。4戦目で初勝利をあげました。
秋は東京スポーツ杯2歳Sへ向かい再度逃げますが、4コーナーで交わされ勝ったイクイノックスから2秒7差の12着に敗れています。3歳時は重賞を含めて8戦に使われ未勝利。4歳初戦の中京芝1400m戦で3着となると、中1週の小倉芝1200m戦こそ4着だったものの3月の中京芝1400m戦で2着。そして4月9日の福島芝1200m戦では好位の外からレースを進め、直線で抜け出して後続に3馬身差をつけて2勝目をマークしました。
2勝クラスでは昨夏の函館・立待岬特別と12月の中京芝1200m戦、そして今春の京都芝1600m戦で4着に入ったものの、それ以外では掲示板確保ができていません。クラス13戦目となった10月26日の京都芝1400m戦でも2番手追走から伸びがなく15着に敗退。現級では条件的に次走の優先権利を外すとレースに使い辛いこともあり、今回のオークションへ出品することになりました。
これまでの31戦はすべて芝戦でありダートは未知数ですが、慣れれば問題がないと考えています。
タフなタイプでもあり、リスタートした地方競馬で活躍してくれるのではないでしょうか。

なお、現在左前肢球節にモヤッとしたところが見受けられます。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
11月2日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有) 大島牧場（インボイス登録あり）