スクイッドラン　　セン３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のラニはタピットと秋の天皇賞馬ヘヴンリーロマンスのカップリングから誕生した米国産馬で、JRAで2勝後にUAEダービーを制覇。その後は米国三冠に参戦しベルモントSでは3着に入っています。2018年からスタッドインしており、初年度産駒のリメイクがカペラSやクラスターCに勝利し、G3コリアスプリントを連覇。ほかに砂G3リヤドダートスプリントを制しJBCスプリントでも2着に入っています。以後もクレメダンジュが関東オークスで2着に入り、地方競馬では名古屋のフークピグマリオンが東海優駿や岐阜金賞など重賞6勝、川崎のケウが佐賀のル・プランタン賞に勝利するなどしています。

いっぽうの母系ですが、母のキョウワルシエルは高知で4勝。きょうだいは半兄フエが地方競馬で12勝、トチノキングは岩手で5勝、半姉スカイホークはマレーシアで1勝。2代母のグッドルックスは3勝、伯母のキョウワハピネスはファルコンSに勝利しています。遡るとブリーダーズCディスタフなどG1を11勝した3代母のレイディズシークレットからは函館記念制覇のマイスタイル、きさらぎ賞勝ちのマテンロウレオ、フィリーズレビューに勝ったサウンドバリアーと阪神牝馬Sなど重賞3勝のサウンドキアラが出ています。またスプリントGⅠを2勝のビリーヴと、その産駒ジャンダルムも同じ一族です。

本馬は昨秋にトレセンへ入厩しゲート試験にも合格しましたが、気難しい面が出てきたため2023年12月2日に去勢手術を実施。その後は放牧で立て直されました。
2024年6月8日の東京ダート1600m未勝利戦で既走馬相手にデビュー。馬体重は510キロでした。ゲートで出遅れて後方からの競馬となり、1着馬から4秒8離された15着に敗れています。2戦目は9月1日の新潟芝2200m戦で、ゲートの出も改善して中団から追走しました。もっとも3コーナー手前あたりから手応えが怪しくなり、18頭立ての16着敗退。勝ち馬との着差は3秒9でした。
11月3日には福島での障害戦に出走したものの、8頭立ての8番手からのレースとなりました。徐々に前と差が広がり、2周目1号障害手前で前進気勢を欠き競走中止。平地調教を含む障害調教再審査を課せられています。また前走レース後に左前球節に腫れが出たため検査を行いましたが、異常はありませんでした。
このタイミングでオークションへ出品させていただきます。転入先競馬場によっては調教試験が課せられる場合もありますので、ご確認とご理解の上で入札をお願いいたします。
環境を変えて地方でリスタートし、変わり身を待ちたいところです。
なお本馬にはさく癖があります。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2024年11月3日の競走中に前進気勢を欠いたため、2周目1号障害（ハードル）手前で競走を中止しています。これに伴い、障害調教再審査（平地含む）となっています。

※2023年12月2日（2歳時）に去勢手術を実施しています。

※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
11月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉岡 泰治（インボイス登録あり）