アパショナード　　牡５歳　　※中央競馬　登録抹消

父のワールドエースはディープインパクト産駒で、きさらぎ賞とマイラーズCに優勝し皐月賞でも2着に入っています。2016年から種牡馬入りしており、今秋の富士Sを制したほか2度のレコード勝ち経験のあるジュンブロッサムや、リステッドの米子S勝ち馬メイショウシンタケなどこれまでに5頭のJRAオープン馬が誕生。ほかに青葉賞で3着に入ったレッドヴェロシティや、新馬戦とクローバー賞を連勝したオータムレッドなどの活躍産駒がいます。また地方競馬ではシルトプレが北海優駿とダービーグランプリに勝利して2022年のNAR３歳最優秀牡馬に選出されています。

いっぽうの母系ですが、母のジョリーザスターズは未勝利。半弟のバンディートは金沢で3勝をマーク。2代母のクミンは英G3プレスティージSの3着馬で、同馬の孫で本馬の従姉妹にあたるNadetteは米G3ウィルシャーSに勝利しています。遡ると4代母のユーザーフレンドリーは英愛のオークスや英セントレンジャーなど英愛仏でG1を５勝し凱旋門賞でも２着。同馬からは豪G1のBRCクイーンズランドオークス馬ヤングスター、ATCフライトS勝ちのファンスター、ATCメトロポリタンを制したNo Compromise、さらにMRCCFオールSなど豪G1を4勝のトファーネなどの活躍馬が輩出されています。

本馬は2022年1月23日の中京芝1600m新馬戦でデビューし14着。馬体重は438キロでした。休養を挟んだ5月の中京芝1600mでは初戦と同じように中団のインを追走し、4コーナー手前から徐々に進出すると16頭立ての13番人気ながら勝ち馬とタイム差なしの3着に入りました。8月27日の小倉芝2000m戦では出走メンバー最速の上がり3ハロンをマークして3着となるも、連闘の芝1800m戦で7着敗退。6戦未勝利でJRAから盛岡競馬へ移籍します。
盛岡では初戦の1400m戦こそ2着だったものの、10月23日の1400m戦では好スタートから先頭に立ちそのまま逃げ切って初勝利をあげます。さらに11月6日の1600m戦でも3番手追走から直線で抜け出して連勝。3戦2勝でJRA再転入条件をクリアしました。
同年暮れの中京芝1600mから再始動し、ここまで17戦とコンスタントに使われてきました。昨年3月と12月の中京では2着、今年4月の新潟芝1200mでは3着に入るなどしたものの、7月の小倉芝1200m10着後は9月の中京芝1200mで13着。そして11月3日の福島芝1200mではメンバー最速の上がり3ハロンをマークするも1着馬から0秒8差の12着。1勝クラスでの条件的に5着以内の次走権利を外すとレースを使い辛く、このタイミングでオークション出品となりました。
盛岡でのレース内容からも、地方でリスタートすれば活躍してくれるものと考えています。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※栗東ホース具楽部（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
11月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：大塚 亮一（インボイス登録あり）