イエヴァンポルッカ　　牡５歳　　※中央競馬　登録抹消

母の現役時は未勝利に終わりましたが、芝1400mの新馬戦でのちの重賞３勝馬の２着に入るなど、能力の片鱗を見せました。
祖母レイナワルツはルメール騎手を背にデビューすると、桜花賞（G１）には福永祐一騎手（現調教師）とのコンビで臨むなど、中央在籍時でも堅実な走りを見せましたが、地方競馬に移籍してから本領を発揮しました。中央の芝で２勝、地方競馬のダートでは15勝を挙げる活躍を見せましたが、その中身も大変濃く、JBCクラシック（G１）では低評価ながら、タイムパラドックス、ユートピアといった中央の強豪牡馬を相手に３着に好走。華やかな舞台を大いに盛り上げました。

本馬は２歳の夏にデビューし、２戦目となった札幌・芝1500ｍ戦で後方から直線一気の豪脚を披露し、初勝利を挙げています。その後は脚部不安による休養の影響もあってか芝では結果を残すことはできませんでしたが、父キズナの産駒もダートで活躍する馬が多く、先述の通り母系もダートで実績を出しており、本馬もダートで好走を重ねました。２勝目を挙げることはできなかったものの、２着３回、３着２回と末脚を武器に上位争いを演じています。

春からの休養明けだった前走を叩いての前進を期待していましたが、左前脚に浅屈腱炎を発症していることが判明。損傷率が5％ほどということもあって、復帰は可能と見込め、非常に悩ましいところでしたが、再発の可能性も否定できないことから、オークションに上場させていただく運びとなりました。休養期間が長かったこともあり、脚元が回復すればまだまだ頑張ってくれるのではないかと思っております。能力発揮には休養が必要な状況ですが、500㎏を越すパワータイプですので、地方競馬で勝利を重ね、息長く活躍してくれることを願っております。

上記の通り、屈腱炎を発症しておりますので、記載内容を十分にご熟読、ご理解をいただき、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願い申し上げます。後刻、落札後のキャンセルや価格交渉、経費負担のご要望には一切応じられませんので、不安がある方はご入札をお送りいただくか、現地で獣医検査を受けていただくなど、事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでご入札いただけますと幸いです。


※2024年10月27日に、左前浅屈腱炎（損傷率5～7％）を発症。事故見舞金18号（JRAの施設内で発生した屈腱炎により9ヵ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。その他に特殊馬糧費の請求があります。
11月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ライオンレースホース (株)（インボイス登録あり）