オーヴェルトゥーレ　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父のサンダースノーはデインヒル系のヘルメット産駒で、2歳時の仏G1クリテリヨムアンテルナシヨナルから3歳時の仏G1ジャンプラ賞、そして古馬になってからのドバイワールドC連覇と4年連続でG1を優勝。それも芝とダートの双方で制し、2020年から本邦でスタッドインしています。初年度産駒となる現3歳世代では、テンカジョウが船橋のマリーンCを制しJBCレディスクラシックでも3着。現2歳世代ではラブアイミーが産駒初となる芝で勝利をマークしたほか、地方競馬ではエスカティアが門別のフローラルCで2着、ブロッサムCでは3着に入っています。

いっぽうの母系ですが、母のマリーンウィナーは南関東で2勝。半姉のホワイトフーガはJBCレディスクラシック連覇など交流重賞を7勝。またペイシャバラードは3勝、イサミノキセキとラッキーガブリエルは1勝、半兄のスペシャルホースも3勝しています。本馬の従姉妹イザベラシングズは米G2ミセズリヴィアSなど重賞4勝、同じくアローラミシェルは米G3ドクタージェイムズペニーメモリアルＨの3着馬です。このほか2代母の半弟カンパノロジストは独オイロパ賞や伊ジョッキークラブ大賞などG1を4勝、母の従姉妹ワンファインデイは南アフリカのG1ゴールデンホースシューＳの2着馬です。

本馬は2024年4月27日の東京ダート1400m未勝利戦で既走馬にデビューし14着。馬体重は430キロでした。16頭立ての後方3番手から追走となり、直線も伸びがなく4秒2差での入線でした。6月23日の東京ダート1600m戦ではスタートから押していってインの3番手につけましたが、4コーナーから手応えが怪しくなり勝ち馬から4秒1差の14着に敗れています。
その後JRAから門別競馬へ移籍。転入初戦となった7月31日の1200m戦では好位の外追走から、0秒6差の3着に粘ります。そして8月14日の1200m戦では2番手からレースを進めると、ゴール前で抜け出して初勝利をマークしました。
9月以降は7着、5着、10着、6着という成績で、10月29日の1000m戦では中団追走から1秒6差の7着敗退でした。
門別の冬季休催のタイミングでオークションへ出品させていただきましたが、環境を変えてキッカケ次第で変わり身がある馬ではないでしょうか。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
近走は頭打ち感があるものの、調教での動きからはもっと走れる馬だと考えています。環境を変えてキッカケを掴んで欲しいです。（ホッカイドウ競馬・川島洋人調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※門別競馬場・川島洋人厩舎（北海道沙流郡日高町富川駒丘）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
11月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：梅田 幹也