シャイニングアース　　牡３歳　　※地方競馬　在籍

父ウインバリアシオンは新馬、野路菊Sを連勝して重賞戦線に駒を進め、3歳時の青葉賞で初タイトルを獲得。続く日本ダービーではオルフェーヴルの2着に食い下がりました。秋の神戸新聞杯、菊花賞も同馬の2着と3冠馬の厚い壁にはね返されましたが、古馬になってからも長丁場の重賞で活躍を続け、屈腱炎による長期休養を挟みながらも6歳時に日経賞を制覇。有馬記念や天皇賞・春で2着になるなど、印象的な走りを見せました。引退後は青森県で種牡馬入りし、産駒のデビューは2019年。JRAの2歳戦では勝ち星を挙げられませんでしたが、3歳3月にJRAでの初勝利を挙げたドスハーツ（鈴鹿S）がオープンまで出世しました。産駒の勝利の大半がダートというのが特徴的で、地方競馬でも本馬の全兄で門別重賞・道営記念2着のオタクインパクトといった活躍馬を出す一方、短距離戦を主戦場とする馬も。全体的には晩成の傾向が強い印象ですが、5世代目のハヤテノフクノスケは京成杯で4着に入るなど早くから芝での素質開花ものぞかせており、活躍の場は今後も増していきそうです。

母系に関しては、祖母フォルナリーナが4歳牝馬特別3着の実績馬。叔母にダイワズーム（スイートピーS）がいる他、近親にStrategic Maneuver（米G1スピナウェイS、メイトロンSなど重賞4勝）、ダイアモンドヘッド（デイリー杯2歳S2着）、Cat Fighter（米G2ラカナダS）、Delosvientos（米G2ブルックリンH）、ハートビートソング（目黒記念2着）、フタイテンロック（シリウスS3着）がいます。母ネオヴェリーフェズは園田1勝。デビューした兄姉は半兄ホワイトホイールが佐賀5勝、ライズインザノースが南関東4勝、門別1勝、全兄オタクインパクトが門別4勝（門別重賞・道営記念2着、北海優駿3着）、マブテッシーが名古屋1勝と、6頭中4頭が勝ち上がっています。

2022年の八戸市場出身（572万円）の本馬は、2023年4月19日の門別ダート1000mでデビュー。立ち遅れて10頭立ての後方1～2番手追走となると、直線も伸び切れず、勝ち馬から2秒0差の6着に敗れてしまいます。以降も短距離でスタートが決まらず6、6着と苦戦が続きましたが、9月のデビュー4戦目で門別1600mに距離を延ばし、9頭立ての8着（1頭は競走中止）に敗れはしたものの、3番手で流れに乗せたことが刺激になったのか、その後の1200mの2戦（7、10着）では前めの位置取りに。11月のデビュー7戦目の門別1000mでも12頭立ての2番手に付けると、4コーナーで先頭に立ち、直線で4馬身差突き抜けて待望の初勝利を収めます。

5カ月半あけて、今年4月以降も安定した先行力を見せ、5月のC4・門別1200mで4馬身差逃げ切って2勝目。好走を続けながら8月の同舞台で1馬身差逃げ切って3勝目をマークします。その後、C3クラスの2戦は持ち前の先行力で3、2着と好走したものの、C2クラスではなかなかうまく流れに乗れず、3戦して4着1回が最高。前走は先週10月30日のローズマリー特別（門別1200m）に臨みましたが、9頭立ての4番手から伸びを欠き、1秒6差の7着に終わっています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
十分にやれる力は持っていますが、門別開催終了のタイミングでもあり、オークション出品となります。他場に移っても楽しめると思います。（ホッカイドウ競馬・小野望調教師）


※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※賀張共同育成センター（北海道沙流郡日高町字賀張）に在厩しており、預託料は7,150円/日（税込）です。午後の退厩の場合、預託料をご負担いただきますのでご承知おきください。  
11月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：犬塚 悠治郎（インボイス登録あり）