エピデンドラムの23　　牡１歳　　※育成馬（育成中の１歳馬）

父ウインバリアシオンは新馬、野路菊Sを連勝して重賞戦線に駒を進め、3歳時の青葉賞で初タイトルを獲得。続く日本ダービーではオルフェーヴルの2着に食い下がりました。秋の神戸新聞杯、菊花賞もオルフェーヴルの2着と3冠馬の厚い壁にはね返されましたが、古馬になってからも長丁場の重賞で活躍を続け、屈腱炎による長期休養を挟みながらも6歳時に日経賞を制覇。有馬記念や天皇賞・春で2着になるなど、名脇役として印象的な走りを見せました。引退後は青森県で種牡馬入りし、産駒のデビューは2019年。JRAの2歳戦では勝ち星を挙げられませんでしたが、3歳3月にJRAでの初勝利を挙げたドスハーツがオープンまで出世。現3歳馬ではハヤテノフクノスケが京成杯で4着、菊花賞にも出走しています。産駒の勝利の大半がダートというのが特徴的で、地方競馬でも道営記念2着のオタクインパクトといった活躍馬を出す一方で、短距離戦を主戦場とする馬も。全体的には晩成傾向が強い印象です。

一方、母系はムービースター（中山記念、金鯱賞など重賞4勝、天皇賞・秋2着）やオースミタイカン（函館記念2着）、リガメエントキセキ（船橋重賞3勝、ジャパンダートダービー5着）らを産んだダイナビームを4代母に持ち、スギノエクセル（クローバー賞、京王杯3歳S3着）やマイネルディーン（東京スポーツ杯2歳S3着、福島記念4着）、マイネルディアベル（クロッカスS、朝日杯フューチュリティS4着）などもこの一族。祖母オンシジュームは中山のダート1200ｍで2勝、おじのラピダメンテは中央でデビューから3連勝、キッズライトオンも中央で3勝を挙げています。

本馬は、2024年・八戸サラブレッド市場に上場され374万円で落札しましたが、この度の私事情により、所有馬整理を検討し、サラブレッドオークションに出品とさせていただくこととしました。
育成牧場にて、7月末より馴致を開始。現在は周回コースで1F20秒前後でのキャンター4000mを順調に消化しております。これからの成長が楽しみな1歳馬だと思います。皆様には、現状をご理解いただき、ご納得をいただいた上でのご検討、ご入札をよろしくお願いいたします。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
馬体にも余裕があり、体もしっかりと締まってきた感じがします。調教を進めながら馬体重も増えてきているので、調教量も順調に増やせてこれました。（宝寄山育成牧場・宝寄山拓樹氏）


※本馬の測尺は体高156cm、胸囲174cm、管囲19.1cm、馬体重は423kg（11月8日現在）です。

※賀張宝寄山育成牧場（北海道沙流郡日高町賀張）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
11月16日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：栗本 依利子（インボイス登録あり）