カゲツ　　牝４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のフリオーソはブライアンズタイムの仔で、ジャパンダートダービーや帝王賞などダート交流GⅠを6勝。NAR年度代表馬に4度輝き2013年からスタッドインしています。産駒ではテルペリオンがリステッドの仁川Sに勝利するなどJRAで7勝をあげ、マーキュリーCでも3着。クロジシジョーはオープン特別を2勝し、交流重賞の東京スプリントとクラスターCでも2着に入りました。地方競馬ではヒカリオーソが東京ダービーを制し川崎記念でも2着となったのをはじめ、20頭以上の重賞ウイナーが誕生。産駒の勝ち馬率も高く、ダートサイアーランキング上位の1頭です。

いっぽうの母系ですが、母のロトクレドールは佐賀で2勝。きょうだいは半姉フラスティーが佐賀で6勝、半弟キタノコンドルは岩手で3勝しています。2代母のエスワンスペクターは交流重賞のエーデルワイス賞の勝ち馬。伯父のディーエスコンドルは3勝、エスワンプリンスは地方競馬で20勝をあげ笠松グランプリや九州ダービー栄城賞など重賞を10勝しています。遡ると4代母ミスフアピーからは羽田盃や黒潮盃など大井で重賞4勝のキャニオンロマンやエーデルワイス賞に勝利しアイビスサマーダッシュで2着に入ったフクノドリームが輩出されています。

本馬は2022年の北海道トレーニングセールで748万円にて取引されています。
2023年4月16日の中山ダート1800m未勝利戦で既走馬相手にデビュー。馬体重は444キロでした。スタートは良くなかったものの盛り返して6番手を追走も、3コーナーから下がってしまい12秒7差の15着。タイムオーバーによる出走制限を課せられました。
5月の園田1400m交流戦で7着となり、7月の中京ダート1200m戦では9着。9月3日の小倉ダート1700m戦10着後に未勝利戦終了に伴い佐賀競馬へと移籍します。
佐賀では逃げの手に出て初戦の1400mで3着。中1週の1300m戦で2着した後、11月18日の1400m戦で後続に2馬身差の初勝利。さらに中1週の1400m戦も連勝します。クラスが上がってからは7着、3着、5着と3連敗も、2月11日の1300m戦で2番手追走から抜け出して1着。3勝目をあげてJRAへの再転入が決定しました。
8月3日の新潟ダート1200m戦から再始動しますが中団のまま12着。間隔をとった10月5日の新潟ダート1200m戦では位置取りが良くなり1着馬から1秒5差の6着。もっとも中1週の同距離戦で10着。11月10日の福島ダート1150m戦は14着敗退でした。
前走レース後に関係者で協議した結果ファンド運用を終了するになり、今回のオークションへ出品させていただくことになりました。
JRA復帰後の1勝クラスでは苦戦しましたが3勝した佐賀での内容を踏まえれば、地方でのリスタートでこの馬の良さが出るものと考えています。

なお、現在全身に皮膚病が見受けられます。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
11月16日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドR（インボイス登録あり）