ショウナンガロ　　牡４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のMendelssohnはストームキャット系のScat Daddyの産駒で、半姉にブリーダーズＣディスタス連覇などG1を11勝したビホルダーがいます。現役時代はブリーダーズCジュベナイルターフとUAEダービーに優勝し、4歳となった2019年からスタッドインしています。初年度産駒のDelightが米G2ジェサミンSを制したほか、Mendelssohn Bayが今年のUAE2000ギニー（G3）に勝利。またAh Jeezは米G1フランクEキルローマイルで3着、AmazonkaもペルーのＧ1ポージャデポトランカスで3着に入っています。本邦では産駒数は少ないですが、外国産馬のボールドゾーンがダートで3勝するなどしています。

いっぽうの母系ですが、母のローンリリーは米国で7戦して2着3回3着2回。半姉にはG1ニューヨークSを制したマーケットセグメンテーションがおり、半兄のタイムトゥテスティファイは米国で1勝をあげています。2代母のエンプレスオヴフランスは米2勝。遡ると3代母ミスターピーズプリンセスからはモルニー賞など仏愛でG1に勝ち種牡馬となったファスリエフ、仏G1マルセルブサック賞勝ちのバリードイル、愛1000ギニーなど仏愛でG1を4勝のミスティフォーミー、さらに英仏でG1を3勝のローリーポーリーや英ジュライCなどG13勝のユーエスネイヴィーフラッグといった活躍馬が輩出されています。

本馬は2021年の北海道セレクションセールで1870万円にて取引されています。
2022年9月19日の中山芝2000m新馬戦でデビューし10着。馬体重は502キロでした。勝ち馬から6秒5離された殿12着に敗れ、タイムオーバーによる出走制限を課せられました。2戦目からダートに転戦すると徐々に着順を上げ、3歳4月からは2着、3着、3着、4着と勝利まであと一歩に迫りました。
そして7月15日の福島ダート1700m戦では好位のインから追走し、4コーナーで外に出すと先頭に立ちそのまま後続に1馬身半差をつけて1着。待望の初勝利をあげました。
1勝クラスでは中団・後方からの競馬が続きましたが、今年3月の中山1800m戦では積極的な競馬で外の2番手につけ4コーナーで先頭に立ちます。直線ではそのまま押し切って2勝目をマークしています。
昇級初戦の千葉日報賞は12着。6月の東京・青梅特別で6着となり、10月26日の伊勢佐木特別に出走。中団からの競馬で9着敗退でした。続戦に向けて調教を再開しましたが、左前肢繋側靭帯炎を発症。4～6か月の休養が必要となり、今回のオークションへ出品することになりました。
クラス慣れしていけば2勝クラスでもやれる力がある馬と思われますが、復帰までお時間を頂戴することになります。そのあたりをご考慮の上での入札をお願いいたします。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※現在、左前肢繋側靱帯炎を発症しています。

※2024年1月28日の競走において、発進不良（出遅れ）となっています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ケイツーステーブル（茨城県牛久市奥原町）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
11月16日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：国本 哲秀（インボイス登録あり）