ユイノクニマレ　　牡２歳　　※中央競馬　登録抹消

今回出品させて頂く、ユイノクニマレ号のご紹介です。
同馬の父メイショウボーラーはデビュー4連勝で小倉2歳S、デイリー杯2歳Sに優勝。その後のG1では、朝日杯が2着、皐月賞とNHKマイルCでは3着と、G1制覇まであと一歩の競馬が続きました。4歳でダートに舞台を移すと、ガーネットS、根岸Sを連勝し、続くフェブラリーSで待望のG1初制覇を飾りました。その後は勝ちきれない競馬が続きましたが、スプリンターズSで2着に入るなど、芝・ダートを問わずに短距離戦で活躍を続けました。種牡馬になってからも、芝・ダート問わずに活躍馬を輩出し、ニシケンモノノフ（JBCスプリント）、エキマエ（兵庫CS）、ラインミーティア（アイビスサマーダッシュ）などが活躍しています。さらには、フジラプンツェル（プリンセスCなど盛岡重賞3勝）、ダンツブルース（佐賀・大観峰賞）、ブレシアイル（水沢・ビギナーズC）といった馬達が、地方重賞を勝ち、様々なフィールドで活躍馬を多く送り出しています。
一方で同馬の母、チャームキャップは、現役時代に中央競馬で3勝している他、繁殖成績も上々で、タマモシルクハット、タマモキャペリンの2頭が中央で勝利を収めています。牝系を遡ると、メイトロンS（愛G1）で2着だったSoireeの名もあり、筋の通った牝系と言えると思います。
同馬の育成は概ね順調に進み、2024年6月末には北海道から美浦近郊に移動し、8月末に美浦TCへ入厩致しました。ゲート試験に合格後は順調に追い切りを重ね、2024年10月の東京でデビュー致しました。デビュー戦はダ1600ｍ戦を選択し、結果こそ14着に終わりますが、先行力があるところを見せてくれました。先行力を活かすために、2戦目は11月の福島・ダ1700ｍ戦に出走致しましたが、序盤から流れに乗れず後方のまま終わってしまいました。疲れを見せていなかったことから、連闘で11/16の東京・芝2000ｍに出走し、芝の舞台でも先行力を見せてくれましたが、最後は苦しくなってしまい、14着という結果に終わってしまいました。これまでの内容、成績を踏まえた結果、今回のオークションに出品させて頂く運びとなりました。旋回癖のせいか、馬体が増えにくいところはあるものの、脚元等に気になるところはありません。1カ月で3戦出来るタフさはありますし、まだ2歳馬ということで成長も期待出来ると思います。気が良くて先行力もありますし、この先新たなフィールドで一花咲かせる可能性は十分にあると思います。公表事項以外に気になる疾病や悪癖は特になく、記載事項に関するキャンセルには応じられません。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願い申し上げます。


※旋回癖があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※NSR（茨城県牛久市奥原町・リトルブルーファーム内）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
11月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：由井 健太郎（インボイス登録あり）