ノワナ　　牝２歳　　※中央競馬　登録抹消

父のエピファネイアはシンボリクリスエスと日米オークス馬シーザリオのカップリングから誕生し、皐月賞とダービーでは2着惜敗も菊花賞でGⅠ制覇。4歳秋にはジャパンＣに優勝し、2016年からスタッドインしました。初年度産駒のデアリングタクトが史上初となる無敗での牝馬三冠を達成。以後も皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念と年間GⅠ3勝のエフフォーリアや、阪神JFを制したサークルオブライフなどの活躍馬を輩出し、今春はステレンボッシュが桜花賞、テンハッピーローズがヴィクトリアマイル、ダノンデサイルがダービー、そしてブローザホーンが宝塚記念に勝利しています。

いっぽう母系ですが、母のオーヴォドーロは３勝。叔父のバーナードループは交流重賞の兵庫チャンピオンシップの勝ち馬、伯父のセイリオスはJRA５勝後に高知で３勝、ルファルシオンは４勝しています。エイコーンSなど米G1を4勝した３代母のステラマドリッドからは、米G1アシュランドSを制したライラックスアンドレースとその産駒で大阪杯、エリザベス女王杯連覇のラッキーライラック、NHKマイルCとマイルCS勝ち馬のミッキーアイル、NHKマイルC制覇のアエロリット、阪神牝馬Sなど重賞を4勝しエリザベス女王杯2着のダイヤモンドビコーなどが輩出されています。

本馬は2023年の北海道セレクションセールで1980万円にて取引されています。
2024年7月21日の小倉芝1200m新馬戦でデビューし6着。馬体重は430キロでした。まずまずのスタートから先行集団のすぐ後ろから追走しましたが、直線で伸びがなく勝ち馬から1秒9差での入線でした。
9月の中京芝1600m戦では中団からの競馬となり、1着馬から0秒8差の8着。10月5日の新潟芝1600m戦ではインの3、4番手からレースを進め、出走メンバー中第2位の上がり3ハロンをマークしますが、前の馬を捕らえ切れず0秒6差の3着でした。
10月26日の同距離戦でも3番手につけますが、直線で伸びがなく2秒3差の14着。レース後に左前種子骨骨折が判明。トレセン診療所にてクリーニング手術を実施しています。見舞金7号（競走中9か月）の適用となり、今回のオークションへ出品いたしました。
牝馬特有のイレ込む気性ですが、2走前に3着に入っているように能力はあります。復帰までお時間をいただくことになりますが、地方のダートで力を発揮してくれるものと考えています。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2024年10月26日のレース中に、左前種子骨骨折を発症。事故見舞金7号（競走中の事故により事故発生の日から9カ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。クリーニング手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
11月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：荒井 泰樹（インボイス登録あり）