セルジュ　　牡６歳　　※中央競馬　登録抹消

父のトーセンラーはディープインパクトの初年度産駒で、2013年のマイルCSに優勝。ほかにも、きさらぎ賞と京都記念を制し天皇賞（春）で2着、菊花賞では3着に入るなど距離の長短を問わず6歳秋まで長らく活躍しました。2015年から種牡馬入りすると、ザダルがエプソムCと京都金杯を制し、ドロップオブライトは今夏のCBC賞に勝利しています。またアイラブテーラー、アケルナルスター、バンデルオーラといったオープン馬を輩出。産駒は父同様に芝での活躍が中心ですが、ダートでもロードバルドルが3勝クラス入りを果たしています。

いっぽう母系ですが、母のサトノローズヒップは未勝利。きょうだいは半兄ララガニエが２勝、半姉メイズバースデーが大井と笠松で各１勝、リフリジェレーターは岩手で２勝、ベイオブレインボーは岩手で３勝、半妹リサリサはJRAで３勝をマーク。本馬の従姉妹には川崎のスパーキングレディーC勝ちのスティールパスとフラワーC勝ち馬トレンドハンターがいます。また阪神JF馬サークルオブライフは従姉妹の仔にあたります。遡ると３代母グレイトレイディエムからはブリーダーズCディスタフをはじめ米G1を11勝のレイディズシークレット、本邦でGⅠ勝ちのビリーヴとジャンダルムなどが出ています。

本馬は2020年7月11日の福島芝1800m新馬戦デビューし7着。中4週の新潟芝1800m戦では中団の外目を追走し、出走メンバー最速の上がり3ハロンをマークして差を詰めましたが0秒2差の4着。そして放牧を挟んだ11月東京芝2000m戦では後方2頭目から徐々に進出し、直線では外から差を詰めアタマ差の2位入線。もっとも1位入線馬が失格となり繰り上がりで初勝利をあげました。
3歳春はクラシックのトライアルにも出走し、9着、7着。自己条件でもクラス慣れし9月の中山芝2000m戦で5着となり初の掲示板を確保すると、10月の東京芝1800m戦では4着に入っています。もともと夏に弱いところがあり休養を挟みながらレースを使われ、半年ぶりの実戦となった今年1月の小倉芝1800戦で4着。その後4着、10着となり6月29日の福島では障害戦に使われるも競走中止となります。
前走後は夏負けで放牧に出され10月末に帰厩。復帰へ向け調教を進めましたが、左前屈腱炎を発症（損傷率15％）。見舞金18号（屈腱炎）適用となり、このたびのオークションへ出品いたしました。
お時間を頂戴したしますが、復帰すれば地方のダートで活躍してくれるものと考えています。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2024年11月の調教で、左前肢屈腱炎を発症。事故見舞金18号（JRAの施設内で発生した屈腱炎により9ヵ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※2024年6月29日の競走中、2号障害（竹柵）着地時につまずき、騎手が落馬したため競走を中止しています。

※2022年9月11日の競走において、枠内駐立不良（立上る）となっています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
11月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：多田 賢司（インボイス登録あり）