デーレーディーバ　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父のエピカリスはゴールドアリュールの産駒で、北海道2歳優駿では2着に2秒4差をつける大差勝ちで重賞初制覇を果たしました。デビュー4連勝で臨んだUAEダービーでは、後にドバイワールドCを連覇するサンダースノーのアタマ差2着惜敗でした。そのポテンシャルの高さを世界に示し、2020年からスタッドインしています。現3歳の初年度産駒からは、川崎の戸塚記念と鎌倉記念を制すなどの活躍でNAR２歳最優秀牡馬に選出され、今春の京浜盃にも優勝のサントノーレを輩出。またマジックセブンは高知優駿で3着に入っています。ダート路線が整備されるなかで生産界から注目を集める種牡馬です。

いっぽうの母系ですが、母のドナアンブロージアは門別で１勝。半妹のラヴニールドレーヴは川崎で３戦して２度の２着があります。叔母のグッドラックラブは岩手と佐賀で各１勝をマーク。３代母のメジロトンキニーズはダイヤモンドSの２着馬で、同馬の仔に中山金杯と小倉記念、小倉大賞典に勝ったトリオンフ、フローラSを制したクールキャットがいます。遡ると５代母のメジロツシマから京都記念に勝ち天皇賞（春）２着のメジロトーマスや函館記念勝ち馬のメジロマーシャスが輩出されており、菊花賞馬メジロデユレンと春の天皇賞連覇のメジロマックイーンのきょうだいも同じファミリーの出です。

本馬は2022年の北海道サマーセールで396万円にて取引されています。
2023年7月28日の川崎1400m新馬戦でデビューし2着。6頭立ての2、3番手からレースを進め4コーナーでは前へ並びかけますが、そこから離されて0秒6差での入線。8月の1400m戦では3番手から差を詰めたものの、半馬身及ばずの2着惜敗でした。
その後は9月の浦和1400m戦で0秒5差の3着。今年4月の川崎1500m戦では中団から直線で追い上げるも1位同着の2頭からクビ差の3着となるなど差のない競馬も見せています。もっとも11月15日の川崎1400m戦5着後に入替整理の都合でオークション出品となりました。
力があるのは確かですが、ここまで14戦して未勝利。他場の環境でリスタートして、変わり身に期待したいところです。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
気が強い面があり、調教で立ち上がったりするので、パシュファイヤーを使っていました。ただ競馬では、ゲート裏で外しました。その方が行きっぷり良かったからですが、思うような結果に繋がりませんでした。他場の環境で変わり身を見せて欲しいです。（川崎競馬・鈴木義久調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※服部ステーブル（茨城県稲敷市蒲ケ山）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。 
11月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：久松 朋史（インボイス登録あり）