コパマエチャン　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父のコパノリッキーはゴールドアリュールの直仔で、フェブラリーS連覇や東京大賞典などダートGⅠ競走を11勝。7歳の引退まで長きにわたってダート界の頂点に立ち続け、2018年から種牡馬入りしました。2021年にはファーストリッキーが高知・金の鞍賞を制すなどNAR２歳新種牡馬チャンピオンに輝き、その後もエコロクラージュが園田の楠賞や兵庫ゴールドCに制覇。ほかにもセブンカラーズが東海ダービーに優勝し、今年は高知のシンメデージーが重賞4勝、ブリスタイムがネクストスター笠松に勝利しました。JRAではアームズレインが根岸Sで2着に入るなど、産駒もダートでの活躍が顕著です。

いっぽう母系ですが、母のアカリアイドルは１勝。半兄のコパノセントルイスは水沢、大井、園田で計５勝しています。２代母のイノチノアカリは２勝、母の従姉妹にあたるジンジャーポップは米G1ラブレアSの2着馬です。遡ると4代母のミッテランは米G1ラカニャーダSなど重賞を4勝し、ハリウッドオークスとサンタマルガリータHで2着に入っています。なお同馬の仔には米G2ジェロームＨの勝ち馬で本邦でも種牡馬として活躍したフレンチデピュティ、米G1ハリウッドスターレットS2着のプリンセスミッテランがいます。

本馬は2023年6月24日の東京芝1400m新馬戦でデビュー。馬体重は482キロでした。好スタートから2番手追走も直線で伸びがなく1着馬から2秒7差の15着敗退。2戦目からはダートを使われ、今年1月の中山1200m戦で5着に入ると2月の小倉1000m戦では4着。さらに中2週の同距離戦では4番手のイン追走から直線で抜け出しますが、ゴール前で外から差され半馬身差の2着惜敗となっています。
夏の函館ダート1000m戦で2度掲示板を確保しましたが、8月24日の札幌ダート1000m戦11着をもって川崎競馬へ移籍します。
10月8日の川崎1400m戦から再始動し、3番手追走から差を詰めるも0秒4差の3着。10月28日の船橋1200m戦で12着に敗れると11月13日の川崎1400m戦へ向かいますが、3～4コーナーから手応えが悪くなり殿の10着敗退でした。
JRAでも3度逃げたように先行力のある馬で、川崎よりも小回りコースのほうが前進も可能ではないかとの考えから、今回のオークションへ出品いたしました。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
先行力がありますので、小回りコースなら前進可能だと思います。ただ、元々、体に硬さがあるので注意しながら進めてください。（川崎競馬・山崎尋美調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※岩城ステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田・阿見TC内）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
11月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：小林 祥晃（インボイス登録あり）