クリノホノオ　　牡７歳　　※地方競馬　在籍

父：メイショウサムソン　母：モエレエターナル　母の父：ゴールドヘイロー通算成績：35戦4勝［4-4-3-24］　　　　最終出走馬体重：489kg 中央獲得賞金：3924.4万円　　　地方獲得賞金：404.4万円

父メイショウサムソンは2006年に皐月賞、日本ダービーに優勝。菊花賞は4着に敗れ、3冠達成は逃しましたが、古馬になってからも活躍を続け、4歳時には天皇賞の春秋制覇を達成しました。5歳時は勝ち鞍こそ挙げられませんでしたが、天皇賞・春、宝塚記念で2着。非常にタフで、若い時期から活躍し、長く一線級で走り続けました。その特徴は産駒にも受け継がれています。初年度産駒のサムソンズプライドは、未勝利から3連勝でプリンシパルSを制覇。いったん降級し、6歳時にオープンに返り咲きました。デンコウアンジュは2歳時にアルテミスSを制し、6歳時に福島牝馬S、7歳時に愛知杯に優勝。3歳時から重賞で活躍を続けたフロンテアクイーンも、重賞初制覇は6歳時の中山牝馬Sと、とにかく息の長い活躍を見せるのが特徴です。地方でも、3歳夏以降に本格化して笠松で重賞4勝を挙げたノゾミダイヤなど、重賞での活躍馬が目立っています。母系を見ますと、母モエレエターナルは浦和でニューイヤーC、ユングフラウ賞と重賞2勝を挙げ、桜花賞、東京プリンセス賞2着、羽田盃3着の活躍馬。半兄クリノイダテンはJRAの芝とダートで1勝ずつ挙げています。伯父にJRA7勝を挙げ函館スプリントS、アイビスサマーダッシュ3着のアポロフェニックス。いとこには関東オークス3着のマニエリスムがおり、その子ティントレットは今年の優駿スプリントを勝ち、北海道スプリントCで3着となりました。祖母カトリアはマイルCSや京成杯AHを勝ったゼンノエルシドの半姉にあたり、3代母エンブラは英G1チヴァリーパークS勝ち馬という血統になります。本馬は2020年1月12日に京都ダート1200mの3歳新馬戦でデビューし、16頭立ての9着ながら0秒8差。距離を延ばした2戦目の小倉ダート1700m戦では2着となり、その後も1秒差以内の競馬はできましたが、4戦目の3月14日の中京ダート1900m戦で右前橈骨遠位端骨折を発症。9号見舞金を受給してJRAの登録は抹消。兵庫へ移籍しました手術もあって転入初戦は10月となり、園田1870mのC2で2着に敗れましたが、その後は園田1700m、同1400を連勝し、JRAに復帰。再転入初戦は姫路1400mの交流競走に出走し、メンバー最速の上がりタイムをマークして差し切って3連勝を果たしています。これで2勝クラスに上がりましたが、昇級初戦からドスハーツ、ヴェルテックスといったのちのオープン馬と差のない競馬を続け、7戦連続で4着以内と堅実に走ったのち、同年9月の中京1800m戦をメンバー最速の上がりタイムで差し切り2勝クラスを卒業しました。ただ、この一戦で再び右前橈骨遠位端の骨折を発症。7号見舞金を受給し、手術、休養に入っています。復帰後の3勝クラスでは壁を感じる内容が続きましたが、6歳4月には京都1900mの栞Sで5着と掲示板を確保。ただ、これが3勝クラスでの最高着順で、同年10月の花背Sでは3度目となる右前橈骨遠位端骨折。9号見舞金を受給して手術、休養し、今年6月に復帰して1戦しましたが、それを最後にJRAの登録は再抹消。兵庫に復帰しました。復帰後はA1の格付けとなり、末脚を発揮しつつも勝ち負けには持ち込めない競馬が続いていますが、9月には園田1400mのA1下特別で10頭立ての5着に食い込むなど、力は示しています。今回は頭数整理の意味もあってオークション出品を決めましたが、うまくかみあえば十分にやれるだけの能力は秘めていますし、新たなオーナー様の下でもうひと花咲かせてほしいと期待しております。記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。【本馬についての現状説明】 JRA在籍時の検査では問題なかった様子ですが、こちらで検査は受けていませんが喉鳴りの症状が出ていて、舌を縛って対応してきましたが、しまいに苦しくなってしまう現状です。（園田競馬西脇・石橋満調教師） ※2023年10月15日の競走で、右前肢橈骨遠位端骨折を発症。事故見舞金9号（競走中の事故により事故発生の日から6カ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。クリーニング手術を実施しています。 ※2021年9月25日の競走で、右前橈骨遠位端骨折を発症。見舞金7号(競走中の事故により事故発生の日から9ヵ月以上出走できなくなった場合)を受給しています。クリーニング手術を実施しています。 ※2020年3月14日の競走で、右前肢橈骨遠位端骨折を発症。事故見舞金9号（競走中の事故により事故発生の日から6カ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。クリーニング手術を実施しています。 ※南関東4競馬場への転入はできません。 ※ジュニア牧場（兵庫県加西市中富町）に在厩しており、預託料は5,500円/日（税込）です。午後の退厩の場合、預託料をご負担いただきますのでご承知おきください。 11月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。販売申込者：栗本依利子（インボイス登録あり）