ダテヒリュウ　　牡２歳　　※中央競馬　登録抹消

父のサトノクラウンはマルジュの産駒で香港ヴァーズと宝塚記念に優勝。また天皇賞（秋）で2着、ダービーでも3着に入るなど長きにわたって活躍し重賞6勝をマーク。2019年からスタッドインすると初年度産駒のタスティエーラがダービーを制覇し皐月賞と菊花賞、さらに今秋の天皇賞でも2着に惜敗。ほかにもトーセンローリエがアネモネS、ウヴァロヴァイトはスイートピーSに勝利しました。また現2歳ではヴーレヴーが2勝をマーク。地方競馬では盛岡のシンプロレタリアトがサファイア賞2着、高知のシュペールミミが黒潮ジュニアチャンピオンシップで3着に入っています。

いっぽう母系ですが、母のキーポケットはJRA交流戦を含む地方競馬で17勝をあげ、園田の新春賞や金沢の読売レディスCなど重賞7勝。きょうだいは半兄のキーナンバーはJRAで3勝と名古屋の交流戦で1勝、セレクティオは1勝、半姉ハイヒールモモタンとジャストポケットは園田で2勝。また姪のメジャーデビューも2勝しています。2代母のターフメビュースは3勝。遡ると3代母のローマステーションからは京成杯に勝ち馬ローマンエンパイア、アイビスサマーダッシュ2着のカッパツハッチ、関東オークス3着のシラヤマヒメが輩出。また阪神Cなど重賞5勝のダイアトニックも同じファミリーの出です。

本馬は2023年の北海道サマーセールで770万円にて取引されています。
2024年6月30日の福島芝1200m新馬戦でデビューして4着。馬体重は496キロでした。まずまずのスタートから3番手の外を進み、直線では追い上げようとしましたが上位勢の差し脚が鋭く勝ち馬から0秒7差の4着でのフィニッシュでした。
中2週の福島ダート1150m戦では大外枠からのスタートでダッシュこそよかったものの、中団からの追走となり直線でも伸びがなく12着。1着馬との着差は1秒6でした。
放牧を挟み11月9日の福島芝1200m戦で復帰。中団からの追走となりましたが、直線で一杯になってしまい14着敗退。着差は2秒8でした。
そして11月24日の京都芝1600m戦ではゲートの出は悪くなかったものの、スピードがなく後方3、4頭目からのレースとなりました。直線でも伸びがなく18頭立て17着。勝ち馬との着差は2秒0でした。
ここまで4戦に使われましたが、仕上がり途上でスピード不足なのが否めない現状です。そこで地方のダートでリスタートして使いつつ良化を待つほうがいいとの考えから今回のオークションへ出品いたしました。
馬体そのものはいいだけに、地方での変わり身に期待したいところです。

なお、現在四肢に皮膚病が見受けられます。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
11月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) 伊達牧場（インボイス登録あり）