アウゲンブリック　　牡５歳　　※中央競馬　登録抹消

父のロードカナロアはキングカメハメハ直仔で、スプリンターズSと香港スプリントを連覇したほか高松宮記念と安田記念にも優勝。2013年には年度代表馬に選出されています。2014年からスタッドインすると、初年度産駒のアーモンドアイが牝馬三冠を達成し、その後もドバイターフやジャパンCなども制してGⅠ9勝をマーク。ほかにもサートゥルナーリア、ダノンスマッシュ、パンサラッサなどが活躍しており、これまでに国内外で10頭のGⅠホースが誕生しています。またレッドルゼルがJBCスプリントに勝利しており、産駒の活躍は芝・ダート、距離の長短を問いません。

いっぽうの母系ですが、母のラフェクレールは未勝利。きょうだいは半兄のエピックアンは３勝、半姉のエイカイキャロルは１勝、半弟シュピラールは東海地区で２勝をマーク。また伯父に安田記念と朝日杯FSを制すなど重賞5勝で、高松宮記念とスプリンターズSでも2着のアドマイヤコジーンがいます。遡ると３代母で英1000ギニーを勝ったミセスマカディーから米グッドウッドSとシンガポール航空国際CのG1を2勝のヒタノエルナンド、愛G3バリーマコイSなど重賞2勝でG1フィーニクスチャンピオンS2着のシティダンサー、米G3ジノズスピリッツ勝ちのジノズスピリッツなどが輩出されています。

本馬は2020年のセレクトセール1歳セッションで2090万円にて取引されています。
2021年8月22日の新潟芝1800m新馬戦でデビューし10着。中団からの競馬で勝ち馬kら1秒9差の11着敗退でした。2戦目となった10月の東京芝1600m戦では好スタートから逃げの手に出ますが、直線半ばで交わされ0秒5差の4着となっています。デビュー4戦目からはダートに転戦し、2022年3月の中京1400m戦では好位から差を詰め0秒3差の2着惜敗でした。もっとも7着に敗れた6月18日の函館ダート1700m戦で右前橈側手根骨の骨折を発症。見舞金9号（競走中6か月）を受給しています。
その後は名古屋競馬へ移籍し、2023年3月30日の1500m戦で復帰。2番手追走から3コーナーで先頭に立ち、そのまま3馬身差の1着。転入初戦で初勝利をあげました。11月の1500m戦で2勝目をあげ、12月の1500m戦では逃げて3勝目。5戦3勝の成績でJRAへの再転入が決まりました。
今年8月の新潟ダート1200m戦から復帰するも12着。骨折後は体に硬さが出てきており、転入3戦目となった11月3日の福島戦では騎手が気にして発走前に競走除外となっています。そして11月16日の福島ダート1150m戦では、この馬にとって忙しすぎた感があり競馬にならず14着敗退。1勝クラスではスピード不足が否めず、JRAでの続戦を諦め今回のオークション出品となりました。
名古屋で3勝した内容からも地方でリスタートすれば、活躍してくれるものと考えています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※2024年11月3日の馬場入場後に疾病（左前肢跛行）を発症したため競走除外となっています。

※2023年11月24日の競走にて、疾病のため出走取消となっています。

※2022年6月18日の競走で、右前橈側手根骨骨折を発症。事故見舞金9号（競走中の事故により事故発生の日から6カ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※NSR（茨城県牛久市奥原町・リトルブルーファーム内）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
11月30日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ライオンレースホース (株)（インボイス登録あり）