イグネイシャス　　牡２歳　　※中央競馬　登録抹消

父のサンダースノーはデインヒル系のヘルメット産駒で、2歳時の仏G1クリテリヨムアンテルナシヨナルから3歳時の仏G1ジャンプラ賞、そして古馬になってからのドバイワールドC連覇と4年連続でG1を優勝。それも芝とダートの双方で制し、2020年から本邦でスタッドインしています。初年度産駒となる現3歳世代では、テンカジョウが船橋の交流重賞マリーンCを制しJBCレディスクラシックでも3着。現2歳世代ではラブアイミーが産駒として初となる芝戦で勝利したほか、地方競馬ではエスカティアが門別のフローラルCで2着、ブロッサムCでは3着に入っています。

いっぽうの母系ですが、母のイグアスフォールズは門別で１勝。半姉のアーモンドチュイルが大井で１勝をあげています。２代母ロスグラシアレスはJRAで１勝、伯父のスーパーは３勝、同じくロールボヌールは岩手で６勝をあげ岩手ダービーダイヤモンドＣや南部駒賞に勝利。叔母のベニスビーチは地方競馬で13勝をマークし、園田の兵庫クイーンCに優勝しています。また中山金杯に勝ちホープフルS3着のラーグルフは本馬の従兄弟にあたります。遡ると4代母アンブロジンから皐月賞馬ノーリーズン、ダービー馬ワンアンドオンリー、ダービー卿CTなど重賞2勝のグレイトジャーニーが出ています。

本馬は2023年の北海道サマーセールで484万円にて取引されています。
2024年8月17日の新潟ダート1800m新馬戦でデビュー。馬体重は502キロでした。ゲートの出はマズマズだったものの中団のインからの追走となり、直線でバテた馬を数頭交わしたものの前との差は詰まらず10着敗退。1着馬との着差は5秒1でした。
その後は放牧で立て直され、10月上旬に帰厩。復帰へ向けて乗り込まれてきましたが、11月27日の追い切り後に左前屈腱炎（損傷率15％）を発症し、見舞金18号（屈腱炎）適用となり、このたびのオークションへ出品させていただきました。
調教での動きが徐々に良くなってきた段階での屈腱炎発症は残念であり、お時間をいただくことになりますが、まだ2歳ということもあり復帰できれば近親馬のように地方のダートで活躍してくれるものと考えています。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2024年11月27日の追い切り後、左前屈腱炎（損傷率15%）を発症。事故見舞金18号（JRAの施設内で発生した屈腱炎により9ヵ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
12月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ディアレスト（インボイス登録あり）