スパイスマン　　牡２歳　　※中央競馬　登録抹消

父のカリフォルニアクロームはエーピーインディ系のラッキープルピット産駒で、ケンタッキーダービー、プリークネスS、ハリウッドダービー、ドバイワールドCなどG1を7勝。2017年から種牡馬入りし、2020年からは本邦で併用されています。これまでに智G1ドスミルギニーズ勝ちのクロミウム、UAEのG1アルマクトゥームチャレンジを制したカビールカーンと2頭のG1馬を輩出。昨年デビューした日本での初年度産駒ではワイドラトゥールがリステッドの紅梅Sに勝ち、その後3勝クラス戦に勝利してオープン入りを果たしています。産駒の活躍の場は芝、ダート、距離の長短を問いません。

いっぽうの母系ですが、アドマイヤマックス産駒の母のエランドールは芝の短距離戦で３勝。きょうだいは半兄のノーブルノヴァがJRA交流戦での１勝を含み、大井で９勝をあげています。また半姉のモッケノサイワイは門別と浦和で計２勝をマークしました。３代母のエスジーブリーズはJRA３勝。遡ると４代母ノーリターンの半兄に福島記念、カブトヤマ記念、新潟大賞典と重賞３勝のハシノケンシロウがいます。さらに６代母ネーハイシズの半弟には日経新春杯や高松宮杯、京都4歳特別と重賞3勝をあげ種牡馬となったランドヒリュウがいるファミリーの出です。

本馬は2023年の北海道サマーセールで792万円にて取引されています。
2024年8月10日の中京芝1200m新馬戦でデビュー。馬体重は422キロでした。ゲートの出は悪くなかったものの中団からの競馬となり、直線で内から少しずつ差を詰めますが7着での入線。勝ち馬との着差は2秒1でした。
中2週の中京芝1400m戦で7着となると、中1週でダート1400m戦へ出走。9頭立ての8番手からのレースとなり、ラストも伸びなく1着馬から2秒0差の8着敗退。さらに中1週のダート1800m戦では中団追走となり、勝負どころから手応えが怪しくなり9着。勝ち馬との着差は3秒9でした。
そして放牧を挟み11月16日の福島ダート1700m戦へエントリーし、馬体重は前走からプラス16キロでした。まずまずのスタートから3番手の外から追走していったものの3コーナー手前から位置取りが悪くなり、1着馬から5秒2離された15頭立ての14着でのフィニッシュ。レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられています。
ここまで5戦に使われましたが、JRAでのレースを続戦していくのにはスピード不足なのが否めない現状です。そこで地方でレースを使いつつ体力をつけていくほうがこの馬にとっていいとの判断から、このたびのオークションへ出品させていただきました。
きょうだいも地方のダートで勝利をあげており、成長していけば変わってくるのではないでしょうか。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2024年12月16日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2024年11月16日（土）　3回福島5日　3R　2歳未勝利　　ダ1700m（良）
　　　結果14着　　タイム1:51.2（1着馬からのタイム差5.2秒、5着馬からのタイム差3.1秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
12月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有) 辻牧場（インボイス登録あり）