エンムスビ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のスクリーンヒーローはグラスワンダーの仔で、2008年のジャパンCに優勝。ほかにアルゼンチン共和国杯に勝利し天皇賞（秋）2着などの戦績で、2010年からスタッドインしています。代表産駒のモーリスが安田記念、天皇賞（秋）、香港マイル、香港Cなど日香でGⅠ6勝し、種牡馬としても活躍中です。ほかにはゴールドアクターが有馬記念を制し、ウインマリリンは香港ヴァーズに勝利しました。またアートハウス、ジェネラーレウーノなどJRAの重賞ウイナーは13頭を数え、ほかにもボルドグフーシュが菊花賞と有馬記念で2着に入るなど多くの活躍馬を輩出しています。

いっぽうの母系ですが、母のウアジェトは２勝。きょうだいは半姉に2021年のエリザベス女王杯優勝馬アカイイトがおり、エニシノウタも3勝をマーク。半兄イチバンヤリはJRA1勝後に兵庫で2勝、半妹アイサンサンも1勝をあげています。また姪のカマラードマリーはJRA1勝後に水沢で3勝、サダメも1勝。さらに伯父のステキナシャチョウが4勝をあげています。3代母のワキベティは米国4勝で、同馬からは米国のリステッドレース勝ち馬のジャストビルミーとワンラッキーバックが出ています。遡ると米国5勝をあげた4代母のアーンティベティはG2デルマーオークスで3着に入っています。

本馬は2023年7月23日の中京芝2000m新馬戦でデビュー。馬体重は440キロでした。ゲートの出自体は悪くなかったのですが11頭立ての11番手からの追走となり、直線で追い上げたものの勝ち馬から1秒0差の7着での入線でした。
2戦目は10月15日の京都芝2000m戦で、今後は逃げてレースを進めます。そのまま直線に入りますが、後続に差されてしまい5頭立ての4着でのゴール。1着馬との着差は2秒4でした。
レース後の10月22日に疝痛の症状が出て、その後の経過から11月4日に結腸捻転の手術を実施しました。手術後は栗東トレセン近郊の牧場で休養に入りましたが、回復に時間がかかったことで、今年6月にJRAの登録を抹消。北海道へ移動して休養しています。
10月のジェイエス繁殖牝馬セールに上場しましたが、主取となりました。
現在は放牧のみで体調管理を行っています。今回のオークションへは競走馬として出品させていただきますが、復帰には時間を要しますことをご了承ください。またGⅠ馬の半妹であり、繁殖牝馬としてもご検討いただければと存じます。
なお、本馬にはさく癖があります。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※本馬の馬体重は517㎏（12月5日現在）です。

※2023年11月4日に結腸捻転の手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※サンデーヒルズ・絵笛分場（北海道浦河郡浦河町絵笛）に在厩しており、預託料は7,590円/日（税込）です。
12月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：株式会社サンデーヒルズ（インボイス登録あり）