シュヴァルツナーガ　　牝４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のビーチパトロールはレモンドロップキッドの直仔で、セクレタリアトＳ、アーリントンミリオン、ジョーハーシュターフクラシックＳと米G１を３勝。ほかにBCターフなどG1で4度の2着などの成績を残し、2019年から本邦でスタッドインしています。これまでにシーウィザードが新潟2歳S3着後にオープンの芙蓉Sに勝利し、サンマルパトロールは交流重賞の白山大賞典で3着に入っています。また地方競馬ではライズゾーンが船橋の東京湾Cを制し、岩手のサクラトップキッドがやまびこ賞と北上川大賞典に勝ち東北優駿で2着となるなど、産駒は芝・ダートを問わず活躍しています。

いっぽうの母系ですが、母のシチリアーナは大井で１勝後にJRAでも１勝。きょうだいは半兄のブラックギムレットがJRA１勝後に水沢で３勝、フジフォンテはJRA１勝、オートヴィルは高知、南関東、岩手、金沢で計19勝、ミチノシチリアは岩手と南関東で計４勝をあげています。２代母のプラチナレディーは１勝馬で、叔父のトップオブピーコイはオープンのカンナSに勝利しています。遡ると３代母のビユテイフルクインからは中山牝馬S３着のフラワーチャンプ、JRAで５勝をあげオープン入りしたメイショウエイコウ、大井の京浜盃で２着に入ったケイシュウエクセルなどが出ています。

本馬は2022年8月27日の新潟芝1800m新馬戦でデビューし9着。成長を促すべく時間をかけて立て直した翌年5月の東京戦からダートに転戦したものの11着。以降も苦戦し、2023年8月27日の新潟ダート1800m戦7着後に名古屋競馬へ移籍します。
名古屋では転入初戦こそ6着敗退も、10月31日の1500m戦で好位追走から抜け出して後続に3馬身差をつけて初勝利をあげます。その後は3着、2着、3着、2着と惜敗が続きましたが、今年2月28日の1500m戦で2勝目。さらに4月5日の笠松1400m戦で後続に7馬身差をつけて3勝目をマークし、10戦3勝でJRAへの再転入を果たしました。
もっとも再転入初戦となった6月の福島1700m戦で後方からの競馬で11着となると、以降も10着、10着、8着と結果が出ず、11月30日の中京ダート1800ｍ戦11着をもってJRAでの続戦を諦めオークションへ出品することになりました。
JRAの1勝クラスでは力が及びませんでしたが、3勝をあげた東海地区での内容からも地方でリスタートすれば活躍してくれるものと考えています。
なお本馬は普段からピリピリした気性です。落着きが出てくれば、さらにやれるのではないでしょうか。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
12月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：永見 貴昭（インボイス登録あり）