シャドウダッチェス　　牝４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のヘニーヒューズはヘネシー産駒で、米G1キングスビショップＳとヴォスバーグＳに優勝。2007年から種牡馬入りし、代表産駒であるビホルダーはブリーダーズCジュヴェナイルフィリーズ、ブリーダーズCディスタフ、ゼニヤッタSなどG1を11勝。本邦でも外国産馬として朝日杯FS馬アジアエクスプレス、フェブラリーSを制したモーニンなどが活躍しました。国内供用後もかしわ記念勝ちのワイドファラオや全日本2歳優駿制覇のアランバローズのほか、今年はアマンテビアンコが羽田盃、タガノビューティーはJBCスプリントに勝利しています。

いっぽうの母系ですが、母のシャドウストリームは１勝。きょうだいは半兄のマルカブリスクが２勝、シャドウゲームは地方競馬で11勝、ワイエスクラーケンも笠松で２勝、さらに海外で競走生活を送ったファイターは４勝、半姉のシャドウカラーズは平地戦１勝後に障害戦でも１勝をマークするなどしています。２代母のケイウーマンは京都４歳特別の勝ち馬であり、伯父に札幌記念３着のマチカネキララ、叔父にはダイヤモンドSを制したモンテクリスエスがいます。遡ると５代母リヴァーレイディから仏2000ギニー馬リヴァーマン、欧年度代表馬ロックオブジブラルタルなどが輩出されています。

本馬は2022年7月30日の新潟ダート1200m新馬戦でデビューし7着。中3週の小倉ダート1000m戦では2番手追走から2着に入り、9月24日の中山ダート1200m戦でも2番手からレースを進めるも逃げ切った勝ち馬に2馬身及ばずの2着でした。なおレース後に右前中間手根骨剥離骨折の発症が明らかとなり、クリーニング手術を実施。見舞金11号（競走中3か月）の適用となりました。
2023年3月の中山ダート1200m戦で復帰し9着。4月の同距離戦で僅差の3着に入ると、3戦目となった5月6日の新潟ダート1200m戦で逃げ切って初勝利をあげました。
昇級後は1勝クラスで7戦し、今年8月の中京からは障害へ転戦。初戦は9着敗退も、9月1日の中京戦では中団から徐々に差を詰め直線の最終障害では先頭に立つも、ラストで交わされての2着惜敗でした。
その後は障害戦を2戦して5着、9着。12月1日の中京ではダート1200m戦に使われたものの、15着に敗れています。障害から平地に戻しましたが、現状では続戦していくのは厳しく地方でリスタートしたほうがいいとの判断から、今回のオークションへ出品となりました。
本馬はトモに疲れが残りやすいところがあり、これまでも休養で立て直した時期があります。そのあたりにご留意いただき、ご入札をお願いいたします。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2022年9月24日の競走で、右前中間手根骨剝離骨折を発症。事故見舞金11号（競走中の事故により事故発生の日から3カ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
12月7日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：社台ファーム（インボイス登録あり）