クリノレガシー　　牡２歳　　※中央競馬　登録抹消

父のアスカクリチャンはアフリート系のスターリングローズの仔で、アルゼンチン共和国杯と七夕賞に勝利し、札幌記念でも2着に入るなど重賞戦線を7歳まで走りました。本邦と香港で46戦7勝の成績で、2015年から種牡馬入りしています。これまでに血統登録された産駒は30頭ほどですが、その中からクリノドラゴンが交流重賞の浦和記念に優勝。またクリノアルバトロスはJRAダート短距離戦で3勝をマークしました。父は芝で活躍しましたが、産駒はJBCスプリントなどダート重賞6勝の祖父スターリングローズ同様にダートを得意とする馬が目立ちます。

いっぽうの母系ですが、母のクリノカリビアンは笠松で2勝。2代母クリノスレンダーはJRAで新馬勝ちし園田でも2勝、さらにJRAに再転入してもう1勝をあげました。伯母のクリノモリゾは笠松で4勝、叔父で同父のクリノザウルスもJRAで1勝をマークしています。遡ると4代母のエールノーザンが2勝、5代母のウイーラヴァリエールは米国でリステッド競走を2勝し、Ｇ2デルマーデビュタントSで3着に入っています。また4代母の従姉妹にモリーピッチャーHなど米G2を2勝し、BCディスタフで3着となったValay Maidがいます。

本馬は2024年11月9日の京都芝1600m新馬戦でデビュー。馬体重は426キロでした。中団の後方寄りからの追走となり、直線でバテた数頭を交わし11着での入線。勝ち馬との着差は1秒8でした。
12月7日の京都芝2000m戦ではゲートでやや後手となり、後方2頭目でのレースとなりました。3コーナーからは交わされて最後方となり、そのまま伸びがなく1着馬から3秒2離された10頭立ての10着に敗れています。
ここまで2戦に使われましたが、心身ともに成長途上の現状です。今回、頭数整理の都合でオークションへと出品いたしました。
近親馬も地方競馬で勝ち鞍をあげており、地方でリスタートしてレースを使いつつ力をつけていってほしいところです。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※キャニオンファーム栗東（滋賀県栗東市井上）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
12月14日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：栗本 依利子（インボイス登録あり）