スート　　セン３歳　　※中央競馬　登録抹消

スート (JPN) をご紹介いたします。

父ファインニードルは現役時代、ロードカナロア以来となるスプリントG1完全制覇を達成し、2018年のJRA賞最優秀短距離馬に選出されました。2022年に産駒がデビューを迎えると、クルゼイロドスルがジュニアC (L)、ウメムスビがカンナS (OP) に勝利。昨年はカルチャーデイがファンタジーS (G3) を制し、見事JRA重賞初制覇を達成。今年度もエイシンフェンサーが見事オープン入りを果たしています。また、JRA所属勝ち馬の半数近くはダート戦で勝ち上がっており、地方競馬においてもダイジョバナイがぎふ清流C (重賞) を制すなど、産駒は芝・ダート問わない活躍を見せています。

母シンダーズはJRA競走において3勝。２代母キュームレイト (USA) からは特別勝ちを含むJRA競走２勝のオムニバスが輩出し、3代母はレイルウェイS (G3) を制し、モイグレアスタッドS (G1) 2着、愛1000ギニー (G1) 4着などG1戦線でも活躍したHonoria (USA) と、本馬は代々実績馬が輩出するファミリーの出身となっております。

初出走となった2023年10月21日、東京・芝1400ｍ戦では、好スタートから2番手を追走し、直線では最後まで抵抗するも後続の追い込みに捕まり０秒６差の５着でデビュー戦を終えました。2戦目の同年11月11日、東京・芝1600ｍ戦では、後方7番手から上がりタイム3位となる33秒９の脚で大外を伸び、1秒１差の4着。勝ち馬は後にニュージーランドT (G2) を制したエコロブルームと、強豪相手に健闘しました。

レース毎に着実な進境を見せていた本馬は、2024年2月11日の4戦目からは矛先を変え、東京・ダート1400ｍ戦と砂上に戦いの場を移しました。中団６、７番手で脚をためると上がりタイム3位となる37秒７の脚で馬群から伸び、０秒４差の４着。ダートへの確かな適性を示すと、中３週で挑んだ５戦目（同年３月９日）の中京・ダート1400ｍ戦では、すんなりと好位の4番手を追走。直線では外に出すと上がりタイム最速となる37秒４の末脚で一気に突き抜け、2着馬に3馬身差をつける強い内容で見事に初勝利を飾りました。

その後、新たな勝ち星を上げる事は出来ませんでしたが、昇級2戦目となる7戦目（同年6月15日）の函館・ダート1700ｍ戦では、勝ち馬と０秒９差、現2勝クラスの5着馬とは0秒1差の６着。さらに９戦目（同年10月14日）の東京・ダート1400ｍ戦においても、勝ち馬とは０秒７差の６着でしたが、ハナ差の５着馬はのちに１勝クラスを突破と、現級においても上位と差の無い競馬を続けております。

今回、新たな活躍の場を求めての上場となりましたが、母は4歳時に3勝目をあげ、当時の1000万上クラスでも上位争いをするなど、古馬になっても活躍を続けました。キャリアも10戦とフレッシュな状態をキープしておりますので、本馬も新天地でさらなる鍛錬を積み、もう一花咲かせてほしいと願うばかりです。

なお、本馬は集中力に欠ける所があった為、2024年7月12日に去勢手術を実施しております。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2024年7月12日に去勢手術実施を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。その他に特殊馬糧費の請求があります。
12月14日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）