エイブリー　　牝２歳　　※中央競馬　登録抹消

父のマクマホンはラストタイクーン系のRamontiの産駒で、イタリアダービー（G2）とカタールダービー（ローカルG1）に勝利。ほかに伊G2ローマ賞2着、フェデリコテシオ賞3着などの戦績で2019年から本邦で種牡馬入りしています。初年度産駒のスタンレーが名古屋の重賞、中京ペガスターCに勝つなど東海地区で9勝をマーク、アサップは水沢の寒菊賞で2着に入っています。地方競馬ではこれまでに3世代で62頭が出走し31頭が勝ち鞍をあげています。またJRAではトーセンアウローラが芝1800m未勝利戦で1着となり、今年10月の障害戦でも勝利しています。

いっぽうの母系ですが、母のスマートチョイスはペルーのG1パンプローナ賞を制しました。全兄のフレデリックが水沢で1勝。伯母のPatolaはペルーのG1パンプローナ賞を制覇し、SweetBeautyはアルゼンチンのG3アペルトゥラ賞に勝利、叔父のUchumayoもペルーG3のバルドメロアスピジャガ賞の勝ち馬です。3代母SweetHaloからはアルゼンチンG3のルイスマリアドイエナルド賞など重賞2勝のスイートリーや、アルゼンチンG2カルロスカサレス賞勝ちのDolce Divaが出ています。また米G1マンノウォーＳ勝ちのエファヴェシングも同じファミリーです。

本馬は2024年10月6日の東京芝1800m新馬戦でデビュー。馬体重は536キロでした。好スタートから前につけましたが、直線で伸びがなく15着敗退。1着馬との着差は2秒5でした。
中1週の新潟ダート1800m戦では4番手のインを追走しますが、直線に入ると一杯になってしまい勝ち馬から2秒8差の8着。11月の東京ダート1600m戦では後方2、3番手からのレースとなり、直線で大外から追い上げるも1秒9差でのフィニッシュ。16頭立ての8着に敗れています。
そして12月14日の中山ダート1800m戦では中団のインを追走も、徐々に位置取りが下がってしまい14着敗退。勝ち馬からは3秒1離されました。
ここまで4戦に使われましたが、仕上がり途上の現状でスピード不足なのが否めません。そこでJRAで続戦するよりも地方でリスタートしたほうがいいとの判断から、今回のオークションへ出品させていただきました。
大型馬でもあり、地方のダートで使いつつ良化していくことに期待しています。
なお前走レース中に左後肢に外傷を負いましたが、歩様には問題がありません。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
12月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：島川 隆哉（インボイス登録あり）