タイガードラゴン　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のミュゼスルタンはキングカメハメハの産駒で、デビュー2連勝で新潟2歳Sをレコード勝ちします。3歳時にはNHKマイルCで3着に入るなどしましたが、骨折の影響もあり通算9戦3勝で5歳4月に引退。そのまま2017年シーズンよりスタッドインしています。僅か3頭のみだった初年度産駒のうちユングヴィは秋の東京芝1400m戦で7馬身差の圧勝で勝ち上がると、京王杯2歳Sでも3着に好走。現3歳世代では本馬含めて2頭がJRAで勝ち上がり、現2歳世代でもスパルタンキングが東京ダート1300m未勝利戦を勝利し、地方競馬ではカセノタイガーが水沢の南部駒賞で2着に入っています。

いっぽう母系ですが、母のミュゼリトルガールは平地戦1勝後に障害戦でも1勝。2代母レインデートは米国で2勝、叔父のカフジジュピターが3勝、ブレッシングレインは平地1勝後に障害戦で1勝、従兄弟のエースレイジングはJRA3勝後に高知で3勝をあげています。3代母のミストザストームは米G1テストSの勝ち馬で、同馬の孫にG2フォルリ賞などアルゼンチンで重賞2勝のグローバルビッグがいます。また米G1スピナウェイＳなど重賞2勝のパーフェクトアリバイ、本邦で京阪杯に勝ったほか重賞で2度の2着があるライトオンキューも同じファミリーの出です。

本馬は2023年9月15日の中山芝1600m新馬戦でデビューし1着。馬体重は436キロでした。スタート良く先頭に立つと、直線では後続を突き放して3馬身差の快勝でした。
2戦目は京王杯2歳Sへ出走し、3番手追走からレースを進めましたが8着敗退。今年に入ってからは自己条件を使われ、2月の東京芝1400m戦では13着。3月の中山芝1600m戦で6着となるも、同月のダート1200m戦では後方からのレースとなり14着に敗れています。
5月25日の東京芝1400m戦で16頭立ての13番手から追走し出走メンバー2位の上がり3ハロンをマークして差を詰めるも勝ち馬から0秒9差の6着。その後は馬体回復のため休養に入りましたが、夏負けが出たため復帰に時間を要しました。
12月15日の中山芝1600m戦で復帰し、後方からの競馬となり1秒1差の14着でした。
新馬勝ちを決めましたが、1勝クラスではスピード不足なのが否めません。そこで地方でリスタートしたほうがいいとの判断から今回のオークション出品となりました。
使いつつ変わり身を見せてくれることを期待しています。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
12月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ORTEGA（インボイス登録あり）