ウエスタンシーズン　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のアメリカンペイトリオットはウォーフロントの直仔で、米G1メイカーズ46マイルSを制しています。2018年から本邦でスタッドインし、初年度産駒からスプリングSを逃げ切ったビーアストニッシドや葵S3着のブレスレスリーなどを輩出。その後もシルフィードレーヴが小倉2歳Sで3着、高知所属のグラインドアウトは佐賀の花吹雪賞とル・プランタン賞に勝ち交流重賞の関東オークスで3着に入りました。またクレスコジョケツが7月小倉の宮崎Sに勝ち4頭目となるJRAオープン馬となったほか、現2歳ではタガノマカシヤがJBC2歳優駿で3着。産駒は芝、ダートを問わない活躍を見せています。

いっぽうの母系ですが、母のウエスタンベッラはJRA新馬戦勝ち。きょうだいは半兄ウエスタンレオーネが東海地区で3勝、ゼンコウテイは南関東で4勝、半姉ウエスタンマリーヤは東海地区で3勝、ウエスタンプラチナは東海地区で4勝、スッピンは盛岡で2勝。3代母のメアリーズスピリットからは米G2トップフライトHなど重賞4勝のリアズシークレットとその産駒で米G3ウェストチェスターSの勝ち馬ニコデムス、米G3グレイSを制したベアータフガイなどが出ています。またBCディスタフなどG1を11勝のレイディズシークレット、本邦でスプリンターズSなどGⅠを2勝のビリーヴも同じファミリーです。

本馬は2023年7月29日の新潟ダート1200m新馬戦でデビュー。好スタートから先頭に立つと、後続に2馬身半差をつけての逃げ切りで1着。見事に新馬戦勝ちを決めています。もっともその後に右前の屈腱部に不安が出て休養。検査では問題がなく、時間をかけて立て直しました。
今年5月26日の東京ダート1400m戦で復帰し14着。以降13着、12着、8着となり、11月7日には笠松の1400m交流戦へ出走。逃げの手に出て4コーナーでは後続に迫られますが、そこからの再度加速して3馬身差の1着。2勝目をあげました。
昇級となった11月24日の京都ダート1400m戦15着後に、右前屈腱炎を発症。見舞金18号（屈腱炎）適用となり、今回のオークションへ出品しました。
復帰までお時間をいただきますが、笠松交流戦での内容から地方でリスタートすれば活躍してくれるのではないかと考えています。

なお、現在以下の状態が見受けられます。
・左ﾄﾓ球節外側古傷痕
・全身皮膚病

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2024年11月24日の競走後、右前屈腱炎を発症。事故見舞金18号（JRAの施設内で発生した屈腱炎により9ヵ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,230円/日（税込）です。
12月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：西川 賢