エテルネル　　牝４歳　　※中央競馬　登録抹消

エテルネルをご紹介いたします。

父はタリスマニック (GB) です。現役時代はドバイ、アメリカ、フランス、香港に遠征し、高い適応能力とレースセンスを武器に、コースレコードで駆け抜けたBCターフ (G1) など重賞3勝の成績を収め、日本で種牡馬入りを果たしました。初年度産駒からはファルコンS (G3) 3着、函館スプリントS (G3) ４着のオープン馬サウザンサニー、地方競馬においても東京ダービーTRを制し、東京ダービーでは3着入着を果たしたナンセイホワイトが輩出。現３歳世代からもオークス (G1) 5着入着を果たしたランスオブクイーン、無傷の３連勝で留守杯日高賞 (水沢・重賞) を制したエレノーラなど、産駒は芝・ダートを問わず活躍を続けています。

本馬のいとこには格上挑戦ながらにJRA1勝クラスを優勝したサイレントスウープがおり、2代母チェルビムは、マイラーズカップ (G2) を優勝したエガオヲミセテや高松宮記念 (G1) を制したオレハマッテルゼの全妹。母系を遡ると、活躍馬を数多く輩出しているダイナカールに辿り着く、優秀な血統背景の持ち主です。

本馬は、デビュー戦の2022年７月17日、福島・芝1800ｍ戦の新馬戦こそ12着に終わりますが、３か月の休養を経て、舞台を砂上に移した２戦目（同年10月22日）の東京・ダート1600ｍ戦で変わり身を見せます。スタート直後に鞍上が促して主導権を握ると、ゴール寸前までしぶとく粘り、ハナ差の２着とダートへの適性の高さを示しました。

その後、2023年４月29日の4戦目、１ハロン短縮の東京・ダート1400ｍ戦では好スタートから先手を取り、最後まで抵抗し半馬身差の２着。そして、同条件で行われた5戦目（同年5月21日）においては2番手から向正面で進出を開始。先頭で直線を迎えると、ラスト３ハロンも2位タイとなる37秒3の脚で２着馬を３馬身半差突き放す圧勝で、見事に初勝利を飾りました。

昇級初戦となった同舞台の６戦目（同年６月10日）でも２番手を追走し、直線を迎えると長く良い脚を伸ばして先頭を追いますが、最後は後続の追い込みに屈し、0秒5差の4着でゴール。勝ち馬は後に2勝クラスでも２着入着を果たしており、3着馬とはタイム差無しのクビ差。クラス上位の力量を示した本馬でしたが、その後は新たな勝ち星を上げる事は叶わず、このタイミングでの上場となりました。年明けには５歳になりますが、キャリアは11戦と使い込まれておりません。新天地で更なる鍛錬を積み、もう一花咲かせて欲しいと願っております。また、本馬の最終出走時の馬体重は486キロ、そして前述の通りの血統背景の持ち主ので、引退後には繁殖牝馬としても魅力的な1頭ではないでしょうか。

なお、本馬は2022年11月12日に1回目、2024年4月27日に2回目の鼻出血を発症したため、それぞれ1カ月と2カ月の出走制限の対象となりました。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2024年4月27日の競走中に鼻出血を発症しています。（2回目）その後、鼻出血の影響なく2走しています。

※2022年11月12日の競走中に鼻出血を発症しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。その他に特殊馬糧費の請求があります。
12月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）