インオービット　　牡４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のミッキーロケットはキングカメハメハの産駒で、2018年の宝塚記念に優勝。ほかに日経新春杯に勝利し、神戸新聞杯と中日新聞杯では2着に入るなどの戦績を残して2019年から種牡馬入りしています。現4歳世代が初年度産駒でありミッキーゴージャスが愛知杯で重賞初制覇を飾り、ジョウショーホープが今年6月の京都戦で4勝目をあげてオープン入りを果たしました。またタイセイフェリークが格上挑戦のアルゼンチン共和国杯で３着に好走。いっぽう地方競馬では大井のタイガーチャージが戸塚記念で3着、金沢のダンナイが金沢ヤングチャンピオンに勝ちネクストスター金沢で３着に入っています。

いっぽうの母系ですが、母のオペラアイは荒尾で２勝。きょうだいは半兄のマームードイモンが３勝、ジューンアンカーとピエタフィリアーレが各１勝、半姉のフォレスタが２勝、メリッソは南関東で４勝し、ほかに４頭が地方競馬で勝利をあげています。２代母のトウショウアイはエリザベス女王杯２着馬で、ローズＳでも３着。伯父のアッパレイモンがJRAで4勝して高崎でも1勝、叔母のアイチャンルックは川崎のロジータ記念の勝ち馬で大井の東京プリンセス賞や黒潮盃で２着。遡ると浦和で重賞を２勝した４代母ダイサンキヨサチの仔に札幌記念の勝ち馬で南関東の重賞を６勝したアポスピードがいます。

本馬は2021年の北海道オータムセールで286万円にて取引されました。
2023年3月5日の中山芝2200m未勝利戦で既走馬相手にデビューし17着。ゲートで出遅れてしまい最後方からのレースとなり、そのまま1頭だけ大きく離されて殿でゴール。レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられています。
2戦目からはダートに転戦し、6月の東京2100m戦では先行して9着。その後2戦でも結果が出ず、いったん地方競馬に移籍してJRA再転入を目指すことになりました。
11月の水沢1300m戦から再始動し、2馬身半の呼ばずの2着。連闘で臨んだ同距離戦では3コーナーから先頭に立ち、直線では勝ち馬と2頭の叩き合いとなりクビ差及ばずの2着惜敗。それでも再度の連闘となった1300m戦で先行策から抜け出し後続に7馬身差をつけて初勝利をマーク。さらに翌週の1400戦でも2番手追走から直線で先頭に立ち5馬身差をつけて1着。JRAへの再転入条件をクリアしました。
今年は1勝クラス3戦目となった4月の新潟ダート1800m戦では逃げて僅差の4着に残り、5月の同距離戦では先行策から前へ迫って3馬身半差の2着。もっとも8月の新潟で復帰して以降は6着、9着、11着、9着と苦戦し12月22日の中山ダート1800m戦では先行集団からレースを進めるも3～4コーナーから位置取りが悪くなり15着敗退でした。
レース後に関係者で協議した結果、ファンド運用を終了することになり今回のオークションへ出品させていただきました。
水沢や今春の新潟での好走から、力があるのは確か。環境を変えて地方のダートでリスタートして、うまく噛み合えば活躍してくれるものと考えています。

なお、右前球節は以前より血ムラのような腫れが残っている状態で使ってきました。レース後のレントゲン検査では異常ありませんでした。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
12月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドR（インボイス登録あり）