コントリビューター　　牡４歳　　※中央競馬　登録抹消

コントリビューター (JPN) をご紹介いたします。

父はハービンジャー (GB) です。デビューは3歳の4月と遅めながらも、3戦目のゴードンS (G3) で重賞初制覇を飾ると、4歳シーズンは無敗の重賞4連勝でＫジョージ六世＆ＱエリザベスＳ (G1) を制しました。種牡馬入り後はディアドラ、ノームコア、ブラストワンピースのほか、本年度もチェルヴィニアがオークスを、アルマヴェローチェが阪神ジュベナイルフィリーズを制すなど、これまでに8頭のG1馬を送り出しています。

母ベッラヴォーチェはJRA競走において3勝、準オープンクラスでも2着入着を果たした実績馬。2代母トークショウから広がるファミリーには中央交流重賞のサマーチャンピオン (Jpn3) 勝ち馬のサヴィ、また、ローマ賞 (G1) 勝ち馬の３代母High Hawk (IRE) からはBCターフ (G1) などG1を3勝したIn The Wings (GB) が輩出しており、筋の通った血統背景の持ち主です。

本馬は体質が弱く、度々スクミの症状などを見せていたためにデビューが遅れ、初出走となった2023年2月25日、阪神・芝2000m戦こそ既走馬相手に9着と敗れますが、同年6月10日の阪神・芝1800m戦においては、最後方から上がり最速タイの末脚で追い込んで5着に入着し、2戦目で早くも初の掲示板圏内を確保します。

4戦目の同年8月27日の小倉・芝2000m戦では、向こう正面から進出を開始。4コーナーでは先行勢を前に見るポジションで直線を迎えると、上がりタイム4位と末脚を伸ばし、勝ち馬と0.2秒差の3着。続く9月2日の小倉・芝1800m戦でも上がりタイム2位タイの末脚で0.3秒差の4着に入着。この時の勝ち馬ウインエーデルは現在オープンクラスまで勝ち上がっており、本馬も強豪相手に迫るレースぶりを見せておりました。

その後、勝ち上がりは果たせずに未勝利戦の終了期限を迎えたものの、格上挑戦ながら1勝クラスでレースを重ねました。すると、2024年6月2日の京都・芝1800m戦では0.4秒差の4着に入着するなど、6戦中3戦で掲示板圏内という安定感を見せ、1勝クラスでも水準以上の走りを続けていましたが、このタイミングで新たな活躍の場を求めての出品となりました。

以前は出走後のコズみが酷く、レース間隔を空けておりましたが、今秋頃から細かったカイ食いが安定し、そこまで間を置かずとも競馬に使えるようになるなど、これから更に良化の余地を残す現状です。キャリア11戦のうち6戦で掲示板を確保しており、勝ち切ることは出来なかったものの、安定した成績をマークしておりました。明け5歳馬となりますが、使い込まれることなくフレッシュな状態をキープしておりますので、新天地で更なる鍛錬を積み、活躍して欲しいと願うばかりです。

なお、本馬の現状は以下の通りです。

・馬房で旋回癖を見せますが、年齢を重ねるごとに精神的に落ち着いてきたのか、以前に比べると幾分か落ち着いてきています。

・前走後に左前の屈腱部にごくわずかな腫れが見られ、念のためエコー検査を実施しましたが、腱自体に問題はなくレース後の疲れによるものとの診断でした。現時点では、腫れは認められません。

・腺疫 (ナイラ) を先週より発症、直後から抗生物質の投与を開始し、症状が治まってきたため現在は治療を終了しています。排膿は認められませんが、外見上は顎下のリンパ腺に若干の腫れが認められる現状です。添付の写真をご確認ください。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2023年11月19日の競走において、枠内駐立不良（立上る）となっています。この際、左前肢打撲傷を発症したため競走除外となっています。また、これに伴い30日間の出走停止と、停止期間の満了後に発走調教再審査を課せられています。

※2023年9月2日の競走において、枠内駐立不良（立上る）となっています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※ライジングリハビリテーション（滋賀県栗東市東坂）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
12月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）