ラトレラ　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父のリーチザクラウンはスペシャルウィーク産駒のダービー2着馬。3歳時にきさらぎ賞、4歳時にはマイラーズCに勝利しています。2013年からスタッドインしており、クラウンプライドがUAEダービー、マーキュリーC、コリアC連覇など国内外で重賞を4勝し、チャンピオンズCでも2着。アーテルアストレアはレディスプレリュードなど交流重賞を3勝、芝ではキョウヘイがシンザン記念に勝ち、サヤカチャンがアルテミスSで2着。また地方競馬ではダバイダバイが川崎のローレル賞で2着となり、フジクラウンは水沢のイーハトーブマイルに勝利し東北優駿で2着に入っています。

いっぽうの母系ですが、母のウマヤノニウシは未勝利。全兄のシークレットギアが川崎で2勝、半兄ヤノニノキセキは名古屋で2勝。2代母のキストゥクラウンは1勝、3代母のファイナルキスはJRAと旭川の交流戦で各1勝をマーク。遡ると4代母に米G1フリゼットSとガゼルHを制したクラシッククラウンがおり、本馬の父のリーチザクラウンは同馬の孫にあたります。5代母で米G1レイディーズH3着馬のシックスクラウンズからは、BCジュヴェナイルなど米G1を8勝のチーフズクラウン、ウルグアイのG1モンテビデオ市大賞1着のジュアリー、本邦で交流重賞2勝のシルクフェニックスなどが出ています。

本馬は2022年の北海道サマーセールで550万円にて取引されました。
2023年10月14日の東京芝1400m新馬戦でデビュー。馬体重は482キロでした。好スタートから2番手につけてレースを進めましたが、直線半ばで一杯になってしまい勝ち馬から2秒3離された18着に敗れています。12月の中京ではダート1200m戦に使われ11着。今年3月16日の中山ダート1200m戦では中団追走から伸びなく11着。1着馬との着差は4秒5でタイムオーバーによる出走制限を課せられました。
その後は名古屋競馬へ移籍。移籍初戦となった4月25日の1500m戦では好スタートから逃げて1着となり初勝利をあげると、中2週の同距離戦でも2着。そして5月28日の1500m戦を先頭から押し切って2勝目をあげました。
6月の1500m戦3着後は4戦で掲示板を外しましたが、9月3日の1500m戦で3勝目。古馬混合戦でも4着、1着、3着と好走し、12月20日の1500m戦にエントリーしますが右前の繋ぎの腫れと右前球節にムクミが出たため出走を取り消しました。
現在も腫れは残っており熱感もありますが、触診での反応はありません。休養が必要なため、このタイミングでオークションへ出品させていただきました。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
普段の扱い、調教とも素直な馬です。少し休養は必要ですが、センスがあり、いいスピードを持っているのでリフレッシュして良くなれば活躍できると思います。（名古屋競馬・藤ケ崎一人調教師）


※2024年12月20日の競走にて、疾病のため出走取消となっています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※名古屋競馬弥富トレーニングセンター・藤ケ崎一人厩舎（愛知県弥富市駒野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
12月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：仲尾 正人（インボイス登録あり）