ウィズアットダンス　　牝４歳　　※地方競馬　在籍

父のマツリダゴッホはサンデーサイレンス直仔の有馬記念馬。ほかにオールカマーを3連覇するなど重賞6勝をマークし、2010年からスタッドインしています。初年度産駒のウインマーレライがラジオNIKKEI賞を制し、その後もロードクエストがスワンS、京王杯オータムH、新潟2歳Sと重賞を3勝しNHKマイルCでも2着。さらにマイネルハニーがチャンレジC、クールホタルビがファンタジーS、リンゴアメは函館2歳Sに勝利。またアルマワイオリは朝日杯FSの２着馬です。父は中長距離を得意としましたが産駒は短距離でも走っており、また芝、ダートを問わない活躍を見せています。

いっぽうの母系ですが、母のウィズアットレースは２勝。半弟のタイムレスブルームが岩手で１勝をあげています。伯父のフェイマスエンドが５勝をあげＪＲＡでオープン入りを果たしたほか、シルクフラッシュが２勝。叔父のウィズは３勝をマークしています。遡ると３代母のグレイスカップは２勝、４代母のスーパードンナは米国で３勝。５代母のロイヤルデリは米G1ハリウッドオークスの3着馬です。ファミリーには米重賞3勝馬でG1モンマスオークス2着のKoluctoo's Jillや、本邦でダイヤモンドSも勝ちきさらぎ賞や毎日杯で3着だったキングザファクトがいます。

本馬は2022年6月18日の函館芝1200m新馬戦でデビュー。3番手追走から0秒5差の4着に粘っています。中1週の同距離戦では逃げて10着敗退。以降は間隔を空けつつ使われますが結果が出ず、昨年7月の函館ではダートを使われ2戦連続5着でした。7月21日に右前中間手根骨および左前橈側手根骨の剥離骨折が判明。全治6か月の診断で28日に骨片の摘出手術および内部のクリーニングを実施しています。
その後は船橋競馬へ移籍し、今年5月30日の1200m戦から復帰し11着。6月の同距離戦では逃げて2着に粘ります。そして7月21日の1200m戦を逃げ切って初勝利。さらに8月30日の1200m戦では2番手追走から抜け出し後続に4馬身差をつけて連勝しました。
もっとも9月の1200m戦では先頭に立つも3コーナーから下がってしまい殿9着敗退。立て直された11月の1000m戦では逃げて8着でした。
12月18日の1000m戦ではスタートで右トモを滑らせてしまい、跛行のため3コーナーで競走中止となりました。
次走まで休養が必要なことからこのタイミングでファンド解散となり今回のオークション出品となりました。
お時間をいただきますが、船橋で2勝した内容からも回復すれば活躍してくれるものと考えています。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
レース後、右飛節から下に熱感はありません。恐らく股関節あたりを痛めた様子で全体的に硬さがあります。ここで休養は必要ですが、時間を掛けて回復すれば問題ないと思います。（船橋競馬・林幻調教師）


※2023年7月に右前中間手根骨および左前橈側手根骨の剥離骨折を発症。事故見舞金9号（調教中の事故により事故発生の日から6ヵ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※2024年12月18日の競走中に第4コーナーにおいて右後肢跛行を発症したため、競走を中止しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,570円/日（税込）です。
12月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドR（インボイス登録あり）