エクレシア　　牝４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のヘンリーバローズはディープインパクト産駒で、2歳夏の新馬戦では後のダービー馬ワグネリアンにハナ差惜敗。続く未勝利戦では4馬身差の快勝を飾りますが、脚部不安で長期休養を余儀なくされました。全兄に種牡馬として人気を集めていたシルバーステートがいたこともあり2020年よりスタッドインしています。JRAでは2年目の産駒であるジェットマグナムが2歳オープンの芙蓉Sに勝利。いっぽう地方競馬では初年度産駒のウェラーマンが兵庫優駿で2着となり菊水賞でも3着、2年目産駒で岩手所属のラポジートが水沢のビギナーズCを制しています。

いっぽうの母系ですが、母のブルーロゼットは未出走。2代母のコスモポリタンは英国で3勝。伯母のボーダレスはオープン特別のカンナSなど2勝、ソサエティクイーンは岩手のフェアリーCで２着、叔父のコスモノートはJRA１勝後に金沢で３勝しています。遡ると３代母のパリジャンエレガンスは英G3プリンセスマーガレットSの3着馬。4代母のトゥシックからはプティクヴェール賞など英仏で重賞を3勝し英G1ナンソープS3着のマジェスティクミサイル、UAEのG1ジェベルハッタ2着のエクティラーン、愛G3グリーンランズS3着のサントパードレなどが輩出されています。

本馬は2022年の北海道サマーセールで550万円にて取引されています。
2023年8月26日の小倉芝2000m新馬戦でデビューし10着。馬体重は474キロでした。1番枠から先頭に立ちレースを引っ張りますが、4コーナーで勝ち馬に交わされると直線では一杯になっていまい2秒3差での入線でした。
その後2戦で10着、16着となり、昨年3月の阪神ではダート1200m戦に出走。ゲートで後手となり離された最後方からを追走し、出走メンバー最速の上がり3ハロンをマークするも1着馬から2秒2差の15着。連闘で1800mの距離を延ばすと、ゲートの出が悪く後方からレースとなるも徐々に追い上げ8着。勝ち馬との着差は2秒2でした。
昨夏に3戦し7着、8着、11着。以後は障害転向を検討し、放牧先でリフレッシュ後の11月に帰厩。障害練習を進めましたが適性がありませんでした。
障害調教で両前の球節が腫れたもののレントゲン検査では異常がなく、再度の放牧休養となり今回のオークションへ出品いたしました。
現在はマシン運動中です。デビュー前の栗東坂路で51秒台をマークするなど調教では動きますが、競馬では力むタイプで走り切れていなかったと思われます。地方でリスタートしての変わり身に期待したいところです。
なお現状でも腫れは残っています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

ウォーキング動画はこちらからご確認ください。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※チャンピオンヒルズ分場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。


販売申込者：(株) OUMA（インボイス登録あり）