ペア　　牝４歳　　※地方競馬　在籍

父アニマルキングダムは米国で生産、調教され、3歳時にG3スパイラルS、G1ケンタッキーダービーと連勝で初のビッグタイトルを獲得。古馬になってさらに力をつけ、4歳秋から5歳春にかけてBCマイル、ガルフストリームパークターフHでともに2着に好走すると、続くドバイワールドCでG1・2勝目を挙げました。種牡馬として2019年のATCオーストラリアンダービー馬Angel Of Truthをはじめ、Oleksandra（ジャイプールS）、デュオポリー（アメリカンオークス）、Regal Glory（メイトリアークS連覇、ジャストアゲイムS、ジェニーワイリーS）といったG1馬を送り出したかたわら、2020年からは日本で供用。2023年デビューの本邦初年度産駒からはヒルノドゴールが10月の京都ダート1400mでJRA初勝利を挙げ、地方では史上5頭目の高知3冠馬プリフロオールイン（高知優駿、黒潮皐月賞、黒潮菊花賞など高知重賞5勝）、ミヤギシリウス（水沢重賞・ウイナーC、あやめ賞）といった重賞活躍馬が出ており、今後の飛躍が期待されています。

母系に関しては、母イセエビ、デビューした兄姉2頭ともに未勝利ですが、近親にアルダントヌイ（スイートピーS3着）、ミオリチャン（アネモネS3着）、ヴェスヴィオ（大井重賞・東京ダービー、京浜盃、ハイセイコー記念いずれも3着）がいる他、遠縁にタヤスツヨシ（日本ダービー、ラジオたんぱ杯3歳S、皐月賞2着）、Silver Rhapsody（英G3プリンセスロイヤルS、G1ヨークシャーオークス3着）、ロールオブザダイス（平安S、東京大賞典3着）がいます。

本馬は、美浦・中野栄治厩舎から2023年11月12日の東京芝1600mでデビュー。立ち遅れて11頭立ての中団後方追走となると、直線で伸び切れず、次戦でシンザン記念を制す勝ち馬ノーブルロジャーから2秒7差の8着に敗れてしまいます。以降はダートに転戦したものの、2戦ともに2桁着順。2024年1月28日の東京ダート1400mで16頭立ての4番手から伸び切れず、4秒3差の15着に敗れたのを機に、笠松競馬へ移籍となります。

笠松・伊藤強一厩舎での初戦は2024年3月22日の笠松ダート1400m。7頭立てで先手を取ったものの、3コーナー手前から手応えが怪しくなって後退していき、最終的に4秒0差の最下位に敗れてしまいます。2週後の次戦は笠松800mに距離を短縮し、8頭立ての3番手からしぶとく脚を使って1秒1差の3着。初勝利への手応えを感じさせましたが、以降はなかなか上位争いも難しく、夏までに9戦して2着1回、5着1回。8月30日の笠松800mで10頭立ての7着（1秒9差）に敗れたのを機に、岩手競馬へ移籍となります。

今の岩手・櫻田康二厩舎での初戦は2024年11月17日の水沢ダート850m。9頭立ての2番手に付け、直線で逃げた勝ち馬に突き放されたものの、1秒2差の3着に食い下がります。移籍初戦でまずまずの内容を見せましたが、以降は大きな進境が見られず、3戦して6着2回が最高。前走は12月22日の同舞台に臨みましたが、10頭立ての中団から伸びを欠き、2秒0差の9着に終わっています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
520㎏前後の大型馬で、全体的にまだ緩さを残している現状です。使いつつ体ができてくれば、さらに良さが出ると思います。（盛岡競馬・櫻田康二調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※盛岡競馬場・櫻田康二厩舎（岩手県盛岡市新庄上八木田）に在厩しています。早めの引取りをお願いいたします。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
1月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：門井 秀一（インボイス登録あり）