エコロルキナ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のモズアスコットはフランケル産駒の米国産馬で、現役時代は安田記念とフェラブリーS、芝とダートの双方でGⅠを制覇しました。2021年からスタッドインしており、現3歳が初年度産駒となります。JRAではファウストラーゼンがホープフルSで3着に入り、モズナナスターはファンタジーSで2着。またリリーフィールドは新馬戦とオープンのもみじSに勝つなどしており、これまでに11頭が勝ち上がっています。また地方競馬では川崎のベアバッキューンが若武者賞と鎌倉記念に勝利しており、産駒は父同様に芝とダートの双方で活躍しています。

いっぽう母系ですが、母のアルゴロオジエはJRAダートで1勝。半姉のライヴキティは船橋で1勝をマーク。2代母のジョウノボレロは1勝、伯母のリアライズキボンヌはJRAで5勝しオープン入りを果たしています。また母の従姉妹にJRAで5勝をあげエリザベス女王杯で4着に入ったマイネオーチャード、母の従兄弟に佐賀の水無月賞を勝ったコパノモーニングがいます。遡ると5代母マイチャーマーの仔にケンタッキーダービーなどG1を8勝のシアトルスルー、英2000ギニー馬ローモンド、愛重賞2勝で仏G1パリ大賞2着のシアトルダンサーⅡがいるファミリーの出です。

本馬は2024年9月21日の中山ダート1800m新馬戦でデビュー。馬体重は462キロでした。好スタートから2番手の外につけてレースを進めますが、3コーナー過ぎから手応えが怪しくなり勝ち馬から2秒8差の9着に敗れています。
2戦目は11月の東京ダート1400m戦で、中団のインから追走したものの直線で伸びがなく11着。1着馬との着差は2秒1でした。
そして今年1月12日の中山ダート1200m戦では7番手のインを追走も追われてからの伸びがなく1着馬から1秒8差の13着に敗退。
ここまで3戦に使われましたが、スピード、パワーともに不足なのが否めない現状です。バランスは良いもののギアが替わらず、良くなるには時間がかかりそうです。そこでJRAでの続戦を諦め、地方でリスタートしたほうがこの馬のためにはいいとの考えから今回のオークションへ出品いたしました。
地方のダートでレースを使いつつ、変わり身に期待したいところです。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
1月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：原村 正紀（インボイス登録あり）