サンレンブイ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

今回出品させて頂く、サンレンブイ号のご紹介です。
同馬の父シュヴァルグランは、3歳秋に3連勝でOP入りを果たすと、4歳初戦の日経新春杯でも2着に入ります。阪神大賞典で重賞初制覇を飾ると、続く天皇賞・春でも3着に好走し、秋初戦のアルゼンチン共和国杯で2つ目の重賞タイトルを手にします。5歳になっても衰えを見せることはなく、天皇賞・春の2着を筆頭に重賞競走で一線級の活躍をし続けると、秋のジャパンCで待望のビッグタイトルを獲得しました。その後勝星には恵まれませんでしたが、6歳時に天皇賞・春で2着、7歳時にドバイシーマクラシックで2着と、長く第一線で活躍し、7歳時の有馬記念で引退、種牡馬入りとなりました。産駒には、メリオーレムがJRAで3勝を挙げている他、地方競馬でもモンゲースパイが大井重賞・ゴールドジュニアで2着に好走するなど、芝・ダート問わず父譲りの成長力を伴った産駒が続々と台頭してくることが期待出来ると思われます。
一方で同馬の母、ヴァリアントレディはJRAで2勝を挙げ、繁殖牝馬としては、タイフォンがJRAで2勝、クスクスがJRAで1勝を挙げています。地方競馬においてもブレイブウォリアーが6勝、ゴルトグルーベが5勝し、産駒は場所を問わずに活躍を見せています。
同馬は小柄とあって育成、調整はじっくりと進められ、2024年12月の京都・芝1800m戦でデビュー致しました。五分のスタートから中団を進みますが、直線で伸びあぐねて11着に終わります。着順こそ奮いませんでしたが、しっかりと最後まで走り切り、レースセンスも悪くないものでした。中２週で臨んだ2025年1月の中山・ダ1800ｍ戦では、後方からレースとなり、3～4コーナーで追い上げ態勢に入りましたが、伸びきれずに後方のままに終わったことから、同馬のこれまでの成績内容と、今後の見通しを検討した結果、今回のオークションに出品させて頂く運びとなりました。
小柄な同馬ではありますが、故障とは無縁で、致命的な怪我は今までで1度もございません。馬体重の方も、育成場での調整時には420キロ台で推移していますので、輸送の無い競馬場であれば、今のレース体重以上での出走が見込めると思います。まだ2戦しかしていないことから使い減りはしておらず、キャリアの浅い3歳馬、遅咲きのシュヴァルグラン産駒ということを考えれば、この先その才能が開花しても何ら不思議はないと思います。公表事項以外に気になる疾病や悪癖は特になく、記載事項に関するキャンセルには応じられず、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願い申し上げます。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※NSR（茨城県牛久市奥原町・リトルブルーファーム内）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
1月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：由井 健太郎（インボイス登録あり）