ビーラブドウィッチ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

昨年7月に美浦トレセン入厩。その後ゲート試験に合格し、減りつつあった馬体回復を主目的として一旦放牧に。順調に調整が進められ、9月7日の中山ダ1200ｍがデビュー戦の舞台となりました（12着）。以後、東京ダ1400ｍ（15着・タイムオーバー）→中山ダ1200ｍ（14着）と計3戦を消化。成績は思わしくありませんでしたが、鍛えていく上でネックになったのが馬体の成長力です。9月から今年1月までは416㌔→416㌔→424㌔と大きな増量を図ることができませんでした。その理由としては、ゆう癖と見られる馬房内での落ち着きのなさが一因としてあげられます。またレース当日においてもパドックから煩く、最後はホライゾネット着用でしたが、それでも発汗が目立っておりました。そうした精神状態もレースに影響していたのは明らかです。なぜならば、デビュー前から稽古の動きは上々と言えるもの。例えばトレーニングを積み重ねる中、美浦ウッドチップで長めから追い切った際も、ラスト1F11秒台を無理なく計時できるほどの走力を持っていました（80.4-64.4-50.8-37.2-11.7）。

クラブとしましては気性面の成長を待ち、本来持っているはずの競走能力を発揮させるプランもありましたが、その成長曲線の時期が不透明であるがゆえに、中央未勝利戦に間に合わない可能性も考えられ、このたび出品させていただくことにいたしました。

以下は、クラブでの募集開始時に血統評論家の望田潤氏からいただいた血統評価となります。
「母ビーウィッチドはJRA1勝（芝1600m）。母母ロフティーエイムは福島牝馬Sの勝ち馬で、仔に共同通信杯3着エイムアンドエンドが、孫にユニコーンS勝ちスマッシャーがいます。牝祖ウィッチフルシンキングからはメーデイアやサングレーザーといった重賞勝ち馬も出ています。父マジェスティックウォリアーはプリンセスオブシルマー、ベストウォーリア、エアアルマスなどを輩出している優秀なダートサイアーですが、前出スマッシャーの父もマジェスティックウォリアーなので、本馬とスマッシャーは父と母母が同じ3/4同血の間柄。ビーウィッチドは緩さのあるハービンジャー肌なので、マジェスティックウォリアーのようにマイルのスピードとパワーがある種牡馬は配合相手として好ましいといえます。ハービンジャー肌で最も活躍しているメイケイエールは父ミッキーアイルです。父がSecretariatのクロスで母がSir Gaylordのクロスなので、スマッシャーのようにダートをストライドで走るタイプでしょう。」

中央での成績は今ひとつでしたが、じっくりと育てていけば、十分活躍できる資質。また地方なら輸送の無い現地競馬で対応できる点も、馬体・精神面の両方からプラスに働くと見ております。ご検討のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。


※特に人がいなくなる時間帯に、落ち着きが無くなり、ゆう癖ではないかと見られる挙動が見受けられます。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
1月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) 京都ホースレーシング（インボイス登録あり）