イクアンロー　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のオルフェーヴルは2011年の三冠馬であり、3歳時と5歳時に有馬記念、4歳時に宝塚記念に優勝。GⅠを6勝し日仏で重賞11勝、2年連続で凱旋門賞2着に入るなどして2014年からスタッドインしています。初年度産駒のラッキーライラックが阪神JFと大阪杯に勝利してエリザベス女王杯を連覇、エポカドーロは皐月賞を制しました。その後もウシュバテソーロがドバイワールドCに優勝し東京大賞典を連覇し、マルシュロレーヌはBCディスタフを制覇。ほかにショウナンナデシコがかしわ記念に勝利するなど、産駒は芝・ダートを問わず、国内外で活躍しています。

いっぽうの母系ですが、母のサクレエクスプレスは2勝。2代母のビーポジティブは交流重賞のクイーン賞の勝ち馬です。また伯父のトリップはジャパンダートダービーと弥生賞で2着に入っています。遡ると３代母のフェアリードールの仔にエリザベス女王杯馬トゥザヴィクトリーと武蔵野Sなど重賞3勝のサイレントディール、孫にはトゥザグローリー、トゥザワールド、トーセンビクトリー、オウケンビリーヴ、デニムアンドルビー、ラーゴブルー、フェアリーポルカといった重賞ウイナーがいます。さらに昨年のJBCレディスクラシックを制したアンモシエラは曾孫にあたります。

本馬は2024年9月28日の中山ダート1200m新馬戦でデビュー。馬体重は426キロでした。まずまずのスタートからインの3、4番手に付けますが、4コーナーから手応えが怪しくなり勝ち馬から4秒1差の15着に敗れています。
2戦目は11月の福島ダート1700m戦でスタート良く先行集団の2列目の外から追走したものの、3コーナーから位置取りが悪くなり11着。1着馬との着差は3秒1でした。
そして今年1月19日の中山ダート1200m戦ではゲートの出自体は悪くなかったものの中団の外からの競馬となり、そのまま2秒6差の12着に敗れています。
ここまで3戦に使われましたが、心身ともに成長途上の現状です。放牧を挟みつつ少しずつ良化はしているものの、このままJRAで続戦するよりも地方でレースを使いつつ成長を待つほうがいいとの判断から今回のオークションへ出品いたしました。
スタートの出はいい馬なので、地方競馬向きと思われます。使いつつ成長していけば変わり身が見込めるのではないでしょうか。
なお前走レース後に、両前にソエが出ています。確認して進めていただければと存じます。また治療時に気の悪い面を見せることがあります。
調教ではキャンターに入れば問題ありませんが、角馬場ではうるさい面を見せるので注意してください。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※リバティホースナヴィゲイト（茨城県稲敷郡阿見町福田・阿見TC内）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
1月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) アスラン（インボイス登録あり）