カルストンブランド　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のノーブルミッションはガリレオの産駒で、その全兄にG1を9勝のフランケルがいます。2014年には英チャンピオンS、仏サンクルー大賞、愛タタソールズゴールドCとG1を3勝し、カルティエ賞最優秀古馬に選出されました。翌2015年から米国でスタッドインしており、初年度産駒のコードオブオナーが米G1トラヴァーズSとジョッキークラブゴールドCに優勝。ノーボールズは2023年のBCターフスプリントを制しています。2021年からは本邦で供用されており、JRAではハードワーカーが新馬勝ちを決め、地方競馬ではこれまでに5頭が勝利しています。

いっぽうの母系ですが、母のカルストンハイネは不出走。半姉のカルストンデライトは笠松で1勝後に岩手で3勝、カルストンロワールは名古屋で2勝しています。2代母のカルストンナスキーは兵庫で3勝をマーク。3代母のカルストンダンサーはJRAで5勝をあげ、GⅢの京都牝馬特別に勝利しています。同馬の仔ではカルストンユタカとカルストングレードがJRAで1勝し、孫にあたるカルストントップオはJRAで2勝後に高知で6勝をあげています。遡ると7代母のフェアモアは目黒記念の勝ち馬でその母であるアステリヤは名牝系の祖として知られており、ファミリーには活躍馬が多数います。

本馬は2024年9月14日の中京芝1400m新馬戦でデビューし11着。馬体重は422キロでした。4番手のインからレースを進め直線を迎えましたが、追われてから伸びがなく10着馬から7馬身離された殿での入線でした。
その後は成長を促すべく放牧に出され、今年1月12日の中京ダート1200m戦で復帰。スタートの出は悪くありませんでしたが、中団外目からの追走となり直前では伸びを欠き殿の16着。1着馬からの着差は3秒1でした。
心身ともに成長途上で、JRAでのレースを続戦していくには体力不足なのが否めない現状です。そこで地方でリスタートすべく、このたびのオークションへ出品させていただきました。
環境を変えて地方のレースを使いつつ、変わり身に期待したいところです。
なおヤンチャな気性で時々立ち上がったりするところがありますので、扱いには注意してください。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※グリーンファーム甲南（滋賀県甲賀市甲南町新治）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
1月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)トライアルマネジメント（インボイス登録あり）